旬のこの時期だけ!いくらの醤油漬けを作ろう

2020/09/09
  • 管理栄養士、フードコーディネーター。調理責任者や栄養指導の経験から、レシピ提案やコラム執筆を行う。もっと見る>>

こんにちは!
管理栄養士・フードコーディネーターの矢崎海里です。

まだまだ暑い日が続いていますが、暦の上では食欲の秋到来ですね。
近年はハロウィンなどかぼちゃや、いも、くりを使ったスイーツで秋を感じることが多いですが、わたしの秋は「秋刀魚」「秋鮭」「鯖」など魚。
とにかく魚が大好きです。笑

その中でもこの時期だけ、スーパーにも「生筋子」が並びます。
生筋子からいくらの醤油漬けを作るのはとても簡単、とよく聞きますが、何となく手を出せずにいました。
今回、はじめていくらの醤油漬けに挑戦してみて、注意点やポイントなどをレシピと一緒に紹介します!

材料も調味料もシンプル!

【材料】
生筋子 150g
※新鮮なものを購入し、買ってきたらその日に処理しましょう
醤油 大さじ3
みりん 大さじ2
酒 大さじ2

【作り方】
1.鍋にみりん、酒を入れ火にかける。沸いたら醤油を入れ数分加熱し、火を止め冷ましておく。

2.40℃くらいの塩水を用意し、生筋子を入れ薄皮から外していく。

薄皮から指で卵を滑らせるようにすると外れやすいです。

3.薄皮が取れたらかき混ぜて、上に浮いてきた膜や汚れを流し、何度かお湯を替えます。
白い膜や汚れがなくなったら、ざるにあげて5分ほど水気を切ります。

ここで洗っても洗っても何度も膜が浮いてきてあたふたするわたし・・・
参考サイトにはある程度取り除けば大丈夫、と書いていましたが気になってしまう・・・
また、このように卵が白っぽくなってしまったのも気になりました。
こちらも漬け込む際元に戻るので気にしなくてよいとありましたが、やはり気になります・・・

4.清潔な容器に3と1の調味料をつけて、冷蔵庫で保存。最低でも一晩漬けるとおいしく食べられます。

確かにここで気になっていた白っぽさはなくなりました。
また残っていた膜なども漬けてしまうと気にならなかったです。

一晩漬けたのがこちら。
完成するまではとても不安でしたが、見た目も味もいくらそのもの。

ご飯との相性抜群!
今回の生筋子は1000円ほどだったので、お店で買うよりはちょっとだけ安いかと。

いくらの醤油漬けを作る際の注意点

1.お湯の温度に注意
お湯が熱すぎるといくらに火が通ってしまい、卵の白っぽさも戻らなくなってしまいます。
給湯器の温度調節機能を使ってお湯を出すのもおすすめです。

2.調味料はけちらない!
薄味だから~と醤油の量を減らしてしまうと、傷むのも早くなってしまいます。
もちろん手作りなので、清潔な容器で作成し、早く食べるようにしましょう。

3.器具はもれなく全て臭くなる!笑
当たり前ですが・・・
ボウルやざる、シンク全て生臭くなりました
(コレが嫌だから今までやらなかった、、、)
全て念入りに洗い、スポンジなども全て処分しました。

ただし、いくらが大好き!山盛り食べたい!という方は、この時期にたくさん買って作れば購入するよりお買い得◎
秋の手仕事として楽しんでみてはいかがでしょうか。

◆記事を書いたのは・・・矢崎 海里
管理栄養士・フードコーディネーター。旬の食材を生かしたレシピが得意で、四季を感じる食生活を実践中。道の駅や市場で地元の食材を見るのが好きです。

計算中