〈愉しくオバさんを生きていく。〉今年50歳のオバ美穂。もう迷っている暇はない

2022/02/21
  • 1972年生まれ。『サンキュ!』創刊時(1996年)以来のカリスマ的人気読者。エッセイ集など著書を相次いで刊行したのち心理学を学び、現在はフリーランスの心理カウンセラーとして活動。『サンキュ!』では2007年から現在まで14年余りブログとエッセイを執筆。2021年10月より新連載「愉しくオバさんを生きていく。」をスタート(毎週月曜日午前9時更新)。趣味は旅行・ドライブ・ゴルフ・読書・スマホゲーム・お酒を飲むこと(1人で晩酌するのも大好き!)。もっと見る>>

1972年生まれの私は現在、49歳。若松美穂もオバさんと言われる年齢になりました。

今、若い頃に思っていたより、オバさんは気楽で愉しい!と感じています。
子育てがひと段落し、時間ができて自分のことをメインに考えて暮らせるようになってきたからかもしれません。「女子」ではなくなったことも、心地よさの理由の1つな気がします。

そんな私が、アラフィフのからだ・心・時間・旅・人間関係……もろもろを、個人的な視点で書いていきます。
「オバさんを生きる」。けっこう心地いいな。
そんな思いを込め、リニューアル新連載のタイトルは「愉しくオバさんを生きていく。」にしました。

毎週月曜午前9時更新。
おつきあいいただけましたらうれしいです

50代目前。「迷う」と「悩む」にかける時間を減らしてみる

ただいま49歳の私。今年の8月で50歳になります。まだ先が長いような気がする一方、40代・50代で生涯を終えていく大切な人たちの姿も見ています。『1回限りの人生だよ/ずっとは続かないんだよ』と彼らが教えくれるから、今は、色々なことに迷いすぎないことにしています。そう。絶対に迷わない……わけでもなく。時に考える・立ち止まることも必要ですもの。

でも迷うことや悩むことに時間をかけて、何かを『する』時間が減るのは嫌なのです。2月7日更新回に書いたように(↓にリンク貼りました)、やってみてから気がつくことがあります。事前に考えすぎるより、行動を起こしてみることで、”それが自分にとってどうなのか“がわかる場合もあるのかな……と。

フォトフェイシャルの効果は目に見えて表れた

2021年10月18日更新回に書いた“フォトフェイシャル”(↓にリンク貼りました)、その後いかがですか?と、ときどき聞かれます。それがね、とってもいいんですよ~♡ 月に一度、贅沢に自分を甘やかす時間・ゆとりの時間を設定すると、そこに向けて頑張ることができます。肌がきれいになると、朝、鏡を見たときからテンションも上がりますしね。

ノーメイクでパソコンに向かっている私に、娘が言います。「肌、きれいになったよね。私はメイクをしていないママの方がすきだな」。50代手前で、この言葉をかけてもらったら、ただただニンマリ。実母は、「一時期シミを隠したいのか化粧が厚くなって心配したけれど、最近薄くなったわよね」。実母はさすが美容師ゆえ、客観的によ~く見ています・汗。普段手厳しい人たちの意見は、信用に値する。今年の1月の撮影時にもメイクさんから嬉しいお言葉。「お手入れしているのがわかります。このまま続けてくださいね」。はい!

温泉めぐりは私流、温活の一つ。山代温泉・古総湯、蔵王温泉大露天風呂など、好きなところは色々ありますが、レトロ感が印象深かったのは福島飯坂温泉『鯖湖湯』。一度伺うと、その地域に興味が湧きます。これまで見逃してきたTV番組や雑誌の記事も、じっくり楽しむように……。

一つはじめたら 二つ・三つとついてくる

それにね、フォトフェイシャルにとどまらない効果があるのです。私、いつも感じます。何かを一つはじめたら、二つ・三つと別の「いいこと」がついてくる不思議を。もしかしたら欲張りゆえ、「一つではオワラセナイ」と私自身が決めているのかもしれません。

エステに通い始めて以降、日々のケアを大切にしよう!と朝晩数回に分けて化粧水をぬりまくり。基礎ケアに時間をかけるようになりました。おかげで、自分の手が触れた時の肌のツルンと感が、以前とは全く異なります。だれかに褒められるのも嬉しいのだけれど、自分自身で感じる『できた』や『プラスの変化』は自信と励みになります。

エステを始めて変わったこと色々

他にも、毎晩楽しんでいたお酒は週1~2回に減らし、夜はルイボスティーやハーブティを楽しんでいます。お肌のため+体力的に持たないのもありますが(汗)、何もない日はできるだけ早く眠るようになりました。

お酒を減らした影響もあるのかな!? 家族皆が「痩せたね」と。体重は1.5㎏減と大幅に痩せたわけではないので、むくみが取れたのかも・笑。身軽になったら動きも良くなりまして、いつもなら乗り物に頼るところを、歩いちゃおうかな~みたいな。エステに通い始めたことで、いい影響があちらにもこちらも出ている感があります。

仕事柄座っている時間が長いので、できるだけ歩くようにしています。でも、同じ所を黙々と歩くことに飽きたら、場所を変えて景色を見ながらたくさん歩きます。この写真は大好きな冬の横浜。

20代・30代に感じた後悔は、もうしない。今は迷う前に始めるから

計算中