【悩み相談】親が早期退職で年金無し…親を支えるためにできることって?
- 1972年生まれ。『サンキュ!』創刊時(1996年)以来のカリスマ的人気読者。エッセイ集など著書を相次いで刊行したのち心理学を学び、現在はフリーランスの心理カウンセラーとして活動。『サンキュ!』では2007年から現在まで14年余りブログとエッセイを執筆。2021年10月より新連載「愉しくオバさんを生きていく。」をスタート(毎週月曜日午前9時更新)。趣味は旅行・ドライブ・ゴルフ・読書・スマホゲーム・お酒を飲むこと(1人で晩酌するのも大好き!)。もっと見る>>
こんにちは、心理カウンセラー・エッセイストの若松美穂です。
アラフォー世代になってくると、親も高齢化してきて想像もしなかったようなさまざまな問題に直面します。
今回は「親が早期退職で年金無し…親を支えるためにできることって?」というお悩みが寄せられましたので、早速見ていきましょう。
お悩み:親が早期退職で年金無し 親を支えるためにできることは?
▼相談者▼
カピママさん33歳
▼ 家族構成▼
夫32・娘 7歳・4歳・1歳
▼相談内容▼
父が早期退職することになり、親の生活が心配です。まだ年金を受け取れず、母はパートで月7万程度の収入になります。わずかな貯金で60歳になるまで過ごすようですが、家も古くなり、
体調も崩しつつあり、心配です。金銭的援助が難しく、お金以外で親の生活を支える方法を知りたいです。
できること……たくさんありますよ!
そうなのですね。「お金以外で親の生活を支える方法を知りたい!」
こんな温かいお気持ちを持った娘さんがいる。その存在自体が、ご両親さまにとっては、
大きな支えになっているのではないでしょうか。
金銭的な援助が難しいとの事。ご自分の生活もありますものね。イザとなれば、ご両親様がお二人で考え、対応をする必要があることなのでしょう。
金銭以外でわたしたち子どもができること……なんでしょうね(*^^*)
あくまでも私が考える『できること』を、こちらに書かせていただきますね。
・会うときには元気な姿を見せ、安心してもらう。
会う機会があまり取れないのであれば、手紙を書く・写真を送る・電話をする
上記の方法もありますが、そんなことをしなくても、心配をかけないだけでも、充分親孝行な気がしますがいかがでしょう。……ということで、
・親の心配事を増やさぬよう、自分たちの生活を精一杯送る
・送料を出すことが可能であれば、いただき物や、食べきれないものは送る
・血のつながりがある/ないにかかわらず、 近くにいる方に目をかけてくださるようお願いし、 その方たちへの感謝、お声がけや気遣いを忘れないようにする
(遠くの肉親より、近くの他人が頼りになることもあります)
・近くに住んでいるのであれば、お得なお店や 商品をお伝えする。
私が考えつくのはこのくらいでしょうか。
ご心配はごもっともだとは思いますが、ご両親さまにもお考えがあって決めた事でしょう。
気になることは想像するより、直接質問をするとして、まずはご両親さまの決定を『見守る』、『信じてみる』という方法もあるのかもしれませんね。