図書館で勉強する男女別中学生

今がすべてじゃない 子育てで知っておきたいこと【連載:輝く50代に向けて…30~40代でやっておきたいこと】

2020/06/28
  • 6月より新コーナー「輝く50代に向けて…30~40代でやっておきたいこと」をOPEN!心理カウンセラー・エッセイスト。講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。もっと見る>>

こんにちは。生活・美容・子育て・人間関係などについて、40代後半の気づきをリアルに書いているカウンセラー/エッセイストの若松美穂です。現在【23歳】と【19歳】になった娘たちの子育て経験からの”気づき”と”学び”を書いていこうと思います。

今がすべてではない

 せっかく○○になったのだもの……、○○をしたのだもの、今、評価や成果を得たい。いい言葉を聴きたい、子どもたちの輝く笑顔や姿を見たい!と思うことはありませんか。私も、そう思っていたことがあります。今だって、自分に対しても、家族に対しても、そう思うことがないとは言えません。
ただ、子どもたちをみていると、“今がすべてではない”という、もう一つの事実もあるのだと教えてもらうことがあります。

過ぎると変わってくる「こと」や「人」への気持ち

 時々娘たちから感じたのは、クラスや部活の担当の先生への気持ちの変化です。その時には、「なんだか大変そうだな……」と感じたとしても、学年が上がっていくと、振り返って「○○先生のああいうところ、よかったな」とか、「あの先生だったからこそ、クラスでの行事が楽しかったのかも」なんていうのです。『あれ?』と思います。
 逆もありまして、親としては、彼らが楽しげにしていたように感じても、「本当はこうだったんだ」「あれ、嫌だった・辛かった」と、当時の抑え込んでいた気持ちが、のちのちあふれ出ることも。

ソフトボールにソフトボールフィールドにカリフォルニアの山々
Peieq/gettyimages

自分の中で感じる時間・処理する時間も必要

 例えば二女。中学生時代の部活は自分なりにとても大変だったと言います。練習はハードでしたし、背は高いけれど、ひょろりとしていて暑さに弱く、体力もない。メンタルが強い方でもないのに、ソフトボール部でピッチャーをしていました。
 でも今は、「辛かったけど、(心も体も)自分とのつき合い方を学んで、成長できたような気がする。あの時があって良かったのかもしれない」と、言います。おかげで、高校でさらにハードなテニス部に入っても、なんとか最後までついていくことができましたし、大変さ以上に、楽しかった記憶の方が多かったようです。

時間が経ってからわかる 子どもの気持ち

彼らが何を想い、どう感じたのかに耳を傾けていくと、その当時、親から見た姿や判断がすべてでもないですし、親と子ども自身が感じる気持ちは、同じではない場合があるんだなと感じます。また、時間が経ったからこそ、彼らが改めて客観的に判断できることがあるということを教えてもらうのです。

この記事を書いたのは……若松美穂
心理カウンセラー・カラーセラピスト・エッセイストとして活動。
心理学講座やカウンセリング・カラーセラピー・「お茶会」という名のおしゃべり会を全国各地で開催中。大学生と社会人の姉妹を持ち、子育てに一段落した今だからこそ発信できる家事・育児に役立つ情報を発信しています。

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