和室って必要?我が家が和室をつくらなかった3つの理由

2021/03/23
  • めんどくさがりなゆるミニマリスト。楽してすっきり暮らす工夫を発信中。4歳・1歳の母。 もっと見る>>

めんどくさがりなゆるミニマリスト、サンキュ!STYLEライターのみくです。

家を購入する際、「和室をつくるかどうか」というのは多くの方が悩むポイントではないでしょうか。我が家はマンションで、リビング横の洋室を和室に変更することもできました。結果的に洋室を選んだのですが、今のところ後悔はしていません。

今回は我が家が和室をつくらなかった理由と、それによるメリットを紹介したいと思います。

1. 初期費用がかかる

一般的には、やはりフローリングよりも和室の方が初期費用がかかります。我が家のマンションの場合、標準の和室であれば追加料金なしで和室・洋室の選択ができましたが、最近よく見かける琉球畳にする場合は別途料金が必要でした。

初めは和室にも魅力を感じていましたが、もし和室をつくるなら琉球畳にしたかったので、費用がかかることで本当に必要かどうかしっかりと考えるきっかけになりました。

2. 管理や交換の手間・費用がかかる

日本の伝統的な泥壁、畳のマットとほうき
sotopiko/gettyimages

費用がかかるのは初めだけではありません。これから何十年と住むことになれば、いずれ張り替えが必要になるでしょう。

費用の面だけでなく、フローリングに比べると手入れも必要です。特に小さい子どもがいると和室がある方が便利に感じますが、子どもがいるということは汚れたり傷ついたりするリスクも高いです。掃除方法に注意を払ったり湿気に気をつけたりする手間を考えると、その管理をしてまで和室がほしいとは思えませんでした。

3. 必要になればあとから手軽に畳を敷ける

最近では、手軽に畳スペースをつくれる「置き畳」という方法もあります。生活していく上でもし「やっぱり畳がほしい」と思ったら、置き畳を設置して畳を堪能することもできます。

しかし初めの状態を和室にしてしまうと、それをフローリングに変えることは難しいです。そう考えると、和室が必要かどうか悩んでいる状態で無理に付ける必要もないと思い、洋室を選びました。

洋室にしたことで思わぬメリットも

和室か洋室か選ぶことができたこちらの部屋は、リビングと繋がっています。画像のように開け放してリビングを広く見せることもできるのですが、扉は吊り戸になっているため、リビングとの境目がありません。

和室の場合境目がどのようになっていたのかはわかりませんが、レールや段差が全くないので掃除がしやすいですし、つまずく心配もありません。我が家のマンションはたまたま標準が吊り戸の仕様でしたが、できれば契約時に確認しておきたいポイントです。

もちろん和室の良さもたくさんあると思います。和室をつけるかどうか迷っている方は、両方のメリット・デメリットをよく考えて検討してほしいと思います。

□記事を書いたのは・・・みく
元々は捨てられない性格の、めんどくさがりな1児のママ。
妊娠と引越しをきっかけに物を減らしはじめ、すっきりした暮らしの快適さに目覚めたゆるミニマリスト。

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