野菜のプロが教える!キャベツの千切りをふわっと仕上げるたったひとつのコツ

2021/11/04
  • 野菜・果物をおいしく食べてキレイに健康に!野菜ソムリエプロと管理栄養士の資格をもつ2歳男の子のママ。 もっと見る>>

野菜ソムリエプロで管理栄養士のサンキュ!STYLEライター小島香住です。

キャベツを千切りにするときに、お店のようにふわっと仕上がらないとお悩みのかたは多いのではないでしょうか。

ふわっとおいしく仕上げるためのコツはたったひとつ!今回はその方法をご紹介します。

キャベツの切る向きに気をつけるだけ

キャベツの葉にはたくさんの繊維が通っていますよね。この繊維の向きによって、ふわっと仕上がるかそうでないかが変わってくるのです。

料理の用語では、「繊維に沿う」「繊維を断つ」と表現します。

千切りをふわっと仕上げるには「繊維を断つ」向きに包丁をいれるのがポイントです。

【画像つき解説】ふわっと仕上がる切りかた

(1) 葉をはがして水洗いしたら水分をふき取り、芯を切り落とす。

(2) 縦半分に切る。

(3) 繊維が横向きになるようにして、クルクルと巻いていく。

端を折り込んで巻くと切りやすいです。きつく巻くとキャベツが割れてしまうのでかるくでOK。

(4) 端から千切りにしていく。

(5) 空気をふくませるようにほぐす。

ふわっと仕上がりました!

繊維に沿って切ったものを比較するとこのちがい

左が今回の方法で「繊維を断つ」切り方をしたもの。右が「繊維に沿う」切り方をしたもので、どちらも同じ重量です。

ふわっと感のちがいがよくわかりますよね。

繊維を断つと、断面に繊維の凹凸がでてきて1本1本が波打つような状態に仕上がります。これがふわっと仕上がる秘訣なのです。
繊維を断っているので、口当たりもやわらかくなります。

一方繊維に沿うと、凹凸ができずにのっぺりした仕上がりに。その分同じ量でもかさが出ずに重たい印象になりますよね。
繊維が残っているので、口に入れるとしっかりシャキシャキ感じます。

繊維に沿う切り方は、加熱料理などで食感を残したいようなときにおすすめです。

千切りキャベツは切る向きに気をつければふわっと仕上がる

千切りというと、細く切ることに意識が向けられがちですが、じつは繊維の向きが大切なポイントなのです。

塊のまま切るやり方を見かけることもありますが、繊維の向きがそろわないので、できれば1枚ずつ葉をはがしてかた切る方がふわっと仕上がりますよ。

1枚ずつはがして使うと、キャベツも上手に保存できておすすめです。

切り落とした芯の部分は、煮込んだり炒めたりしてほかの料理に活用しましょうね。


◇記事を書いたのは・・・小島香住(こじまかすみ) 野菜ソムリエプロ/管理栄養士
野菜・果物をおいしく食べて、キレイに健康に!
食品メーカーでの営業・商品企画開発・メニュー開発などの勤務を経て、現在は2歳の男の子の育児をしながら、WEBサイトやSNSで野菜・果物の情報を発信。セミナー講師としても活動している。

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