子育てのちょっとしたピンチに役立った!持ってて良かった防災グッズ
こんにちは。整理収納アドバイザー兼防災士でサンキュ!STYLEライターのみぞてんです。
防災グッズに対して「滅多に出番がないもの」という印象をお持ちだとよく耳にします。しかし、実は日常生活でも役立つ場面が多々あります。
防災士であり母でもある私が特に助かったのが、子育て中に遭遇する小さなピンチのとき。
そこで今回は、防災士ママが実体験として「備えててて良かった!」と子育て中に感じた実体験とグッズをご紹介します。
買い物・調理がむずかしいとき
子育て中に限らず、自分や家族の体調によっては買い物・調理がむずかしい時がありますよね。解決法の一つとしてデリバリーもありますが、消化の良いものと限定するとあまり選択肢はありません。
そこで活躍するのが非常食。災害時に多くの栄養素が摂取できるよう配慮された品目の多いタイプがオススメです。
元気だけど買い物に行けないという場合ならレトルトカレーや缶詰を、体調不良時ならアルファ米や具沢山カップスープを活用するなど、場面に合わせて使い分けると良いでしょう。
なお、アルファ米などは水量によってお粥くらいの柔らかさにすることも可能です。
準備に時間がかからないので、お腹が空いたお子さんを待たせないですむのもメリットですね。
怪我や体調不良のとき
子育て中の思わぬ怪我や体調不良でうろたえる場面。防災グッズがあれば少し大変さが軽減されます。
救急セットがあれば応急処置に使えることもあるでしょう。また嘔吐時はビニール袋・非常用トイレの凝固剤を枕元に置いておけば処理もしやすく匂いも抑えられます。体を温める必要がある時には、ブランケットタイプ寝袋を布団の上からかけても良いでしょう。
また怪我で入浴が難しい場合に、無水シャンプーやボディシートを活用してスッキリさせてあげることもできますね。なおボディシートは赤ちゃんのお尻拭きでも代用可能です。
お出かけ先で急なトイレのとき
渋滞中などトイレのない場所でもよおすのも良くある事。また乗り物酔いで嘔吐しやすいお子さんも多いですね。それらのピンチには携帯用トイレが活躍します。
使用にバケツなどの容器が必要な非常用トイレとは違い、携帯用トイレは単体で使用できるのでお出かけにはこちらがオススメです。
100均などでも手に入りますので、ティッシュ(またはお尻拭き)や持ち帰り用ビニール袋とセットで携帯すると慌てず対処できますね。
まとめ
わが家はすでに中学生になっていますが、スポーツをするので怪我で入浴できない日もあり今でも活躍する場面が多い防災グッズ。
特に子が幼かった頃は、実家から離れ周囲に頼れる相手がいない中での子育てで、備えておいて良かったと心底感じた場面も多々ありました。
災害時だけでなく、子育て中のちょっとしたピンチにも役立つ防災対策始めてみてはいかがでしょう。
◆この記事を書いたのは…みぞてん
子育て経験と専門知識を基とし、子育て家庭に寄り添った防災備蓄収納を得意とする整理収納アドバイザー兼防災士です。特技は料理。