【防災×整理収納】台風シーズン到来前に庭やベランダをチェックしよう

2021/05/10
  • 整理収納アドバイザー&防災士。「始めやすく続けやすい」をテーマに生活関連情報を発信。 もっと見る>>

こんにちは。防災士で整理収納アドバイザーのサンキュ!STYLE ライターのみぞてんです。

日本の台風シーズンは何月ごろなのか、ご存知ですか?7~10月が、台風シーズンとされております。近年、豪雨や台風によって大きな被害が度々発生していますね。

具体的にイメージしてみよう

では、具体的にどのような被害が想定できるのか、今回は庭やベランダに着目して考えてみましょう。

多くの屋外設置物が飛ばされ、大阪を中心に被害を与えた2018年台風21号の報道を思い出していただくと、イメージしやすいかもしれません。

身体を危険に晒したり、建物を破損させたり、電線を切断し停電を引き起こしたりと、強風で巻き上げられた屋外設置物が様々な問題を引き起こすリスクになりかねないのです。

個人でできる減災の工夫

公共物など個人では対処できないものはあります。しかし、ご自宅の庭やベランダなどに置いているものを減らし、予測できる時は屋内に移動させることでリスクを減らすことは可能ではないでしょうか。

そこで、具体的な対策をいくつかご紹介します。

減らす

台風や暴風などの予報時に、速やかに屋内にもちこめ、日常生活が邪魔にならない量が所有基準だと考えています。

わが家の例では、ベランダベンチを兼ねたコンテナボックス2つを適正量と決めました。

間取りやライフスタイルによって、適正量はご家庭ごとに異なりますので、ご家族と検討なさってはいかがでしょう。

まとめる

建物内に持ち込むことが前提ですので、持ちやすく、運びやすいケースに普段からまとめておくことをお勧めしています。

わが家では箒もボックスに収納できる伸縮ポールタイプを採用しています。

固定する

しかしながら、物干しや自転車など大きく重量のあるものの移動は難しいですね。

入れられないものを今のうちにチェックし、ロープや重しなどを必要数を算出して準備しておかれると良いかもしれません。

さいごに

これらはあくまで一例ですが、私は長らくこれらの方法でベランダをキープしてきました。その経験で、防災だけでなく整理収納の観点でもメリットが多いと実感しています。

目的のものがすぐ見つかり、掃除もしやすく、見た目も綺麗になりました。また、スペースが広く確保でき、stay homeの気分転換目的のべランピングを大変快適に楽しめています。

実は防災対策は整理収納ひいては快適な日常生活と密接に結びついているのです。一石二鳥な防災対策に、台風シーズン到来前に取り組んでみてはいかがでしょうか。

◆この記事を書いたのは…みぞてん
子育て経験と専門知識をもとにした子育て家庭に寄り添う防災備蓄収納を得意とする整理収納アドバイザー兼防災士です。

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