半熟卵がとろ～り！パリの定番カフェメニュー【クロックマダム】の簡単レシピ
フランス料理をはじめ家庭で気軽につくれるレシピを中心に、暮らしを楽しむアイデアを発信している料理研究家marieです。
今回は、19世紀はじめにパリのカフェで生まれたクロックムッシュに目玉焼きをのせた【クロックマダム】の簡単レシピをご紹介します。
とろ～り半熟卵とベシャメルソースが相性抜群◎！ぜひ、おうちで気軽にパリのカフェ気分をあじわってみてくださいね。
材料 (2人前)
食パン(6～8枚切り)…4枚
ハム…4枚
卵…2個 (常温に出しておく)
ピザ用チーズ…お好み量
有塩バター(パンに塗る用)…適量
パセリ(飾り用)…少々
【ベシャメルソース】
薄力粉…10g
有塩バター…10g
牛乳…200ml
コンソメ(顆粒)または塩…少々
つくり方
(1) ベシャメルソースをつくる
小さめの鍋を中火にかけ、バター10gを溶かします。バターが溶けたところで鍋を一度火からおろします。小麦粉を一度に加え、ヘラで粉気がなくなるまでよく混ぜ合わせます。
一度火からおろすことで、ダマになるのを防ぐことができます。
鍋を弱火にかけ、全体を混ぜながらかるく炒めます。
牛乳を約1/3量加えよく混ぜます。全体が均一になったら残りの牛乳を少しずつ加え、その都度なめらかになるまでよく混ぜ合わせます。
コンソメ顆粒または塩少々を加え混ぜ、火を止めます。なめらかなベシャメルソースの完成です！
(2) クロックマダムを仕上げる
食パンの両面にバターをかるく塗ります。裏面にもバターを塗ることで、表面をカリッとした食感に仕上げることができます。
片方の食パンにベシャメルソースをうすく塗ります。ハム2枚をのせ、もう一枚の食パンを重ねます。
食パンをアルミホイルにのせます。(1)のベシャメルソースを、食パンのフチにのせます。
さらにピザ用チーズをのせ、卵をのせるための土手をつくります。
ここで、あらかじめトースターをあたためておきます。
中心に卵1個を割り入れます。
(3) トースターで焼く
あたためておいたトースターに、アルミホイルごと(2)のパンを入れ、卵がお好みの半熟加減になるまで様子をみながら約8分焼きます。
白身はしっかり火を通し黄身だけを半熟に仕上げたいかたは、はじめに白身だけをのせて焼きます。白身に火が通ったところで、中心にスプーンでくぼみをつくり黄身をのせて軽く焼きます。
このひと手間で、黄身がさらにとろ～り半熟に仕上がるのでおすすめです◎！
こんがり焼き色がついたら完成！
お皿に盛りつけ、お好みで刻んだパセリをふりかけます。フランスの定番カフェメニュー「クロックマダム」の完成です！
フォークとナイフでいただけば、まるでパリのカフェのような気分をおうちで味わうことができちゃいます。
今回は、スーパーで気軽に手に入る食材のみをつかった「クロックマダム」の簡単レシピをご紹介しました。とろ～り半熟卵となめらかなベシャメルソースが相性抜群◎！
ぜひ、おうちで気軽にパリのカフェ気分をあじわってみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・marie
フランス料理とお菓子が大好きな、料理研究家marieです。フランス料理をはじめ、家庭で気軽につくれる世界各国のレシピを中心に、暮らしを楽しむアイデアを発信しています。食料品店巡りが大好きなので、おすすめ商品を使ったレシピなどもご紹介します。
Instagramでは日々のお菓子作りや料理の様子を投稿しています。