やる気だけじゃNG?!「片づけリバウンドの落とし穴」3つを整理収納アドバイザーが解説

2025/05/11
  • 家は自分と家族が快適ならOK!元・超汚部屋の整理収納アドバイザー。2歳の息子と夫の3人家族。 もっと見る>>

ぐうたら干物暮らしを目指す、元汚部屋歴10年の整理収納アドバイザー、サンキュ!STYLEライターおかさんです。

頑張って片づけてもすぐに散らかる…。そんな経験をしたことはありませんか?汚部屋だった頃の筆者も、片づけリバウンドを繰り返す日々。

でも片づけを通して、やる気だけでは続かないことに気づきました。今回は、筆者の経験をもとに「片づけリバウンドの落とし穴」を3つご紹介します。

落とし穴1:一気に全部やろうとする

「今日中に家中を片づける!」と、やる気のまま始めていませんか?じつはこれ、リバウンドする原因のひとつです。

片づけは、しまってあるモノを全部出して要不要に分けて収納する…。手順はシンプルですが、体力や思考力、時間の負担が大きく大変な作業です。特に、家事や育児に追われるママは、片づけている途中で力尽きてしまい、逆に散らかってしまうことも。

やる気のまま進めるのは、無計画にテスト勉強をするようなもの。小さく範囲を決めてコツコツ続けることが片づけ成功のコツですよ。

落とし穴2:収納グッズを先に買う

「片づけには収納グッズが必要だ」と、先走って買いに行くパターンも失敗しがちです。

筆者も汚部屋の頃は「しまえばスッキリする」と信じて、片づける前に収納グッズを買っていました。でも整理していないままモノを詰め込んだり、収納グッズのサイズが合わなかったりして、結局ムダなモノを増やす始末。

収納グッズは必要なモノをしまうためのもの。買いたくなる気持ちを抑えて、モノの整理からスタートしましょう。収納の失敗も減り、ムダ買い防止にもつながりますよ。

落とし穴3:とりあえずBOXを増やす

捨てるか迷うモノをしまったり、ちょっと置くのに便利な「とりあえずBOX」。

一見スッキリして見えるかもしれませんが、増やしすぎはNG。家のあちこちに「とりあえずBOX」があると、結局どこに何があるか分からず、探す手間が増えるだけです。

「とりあえずBOX」はあくまでも一時的な場所であり、置きっぱなしはモノを散らかしていると心得て。「リビングにはカゴを1つ置くだけ」など、制限を決めて「とりあえず」を増やさないようにしましょう。

片づけは「仕組みづくり」と「継続」がカギ

やる気は片づけのときに必要ですが、それだけでは長続きしにくいものです。過去に筆者がリバウンドを繰り返したり、片づけの相談で見えてきたのは「失敗の落とし穴」に気づいていなかったから。

ぜひ、本記事を参考に片づけの落とし穴を見直してみましょう。大切なのは「仕組みづくり」と「継続」することです。焦らずコツコツ続けることが、片づけリバウンドをなくすコツですよ。

記事を書いたのは・・・おかさん
元・超汚部屋暮らしの整理収納アドバイザー。1LDK賃貸マンションに4歳の息子と夫の3人暮らし。在宅ワーク・家事・育児に奮闘中。住まいはオシャレじゃないし雑だけど、家族が暮らしやすい環境をゆるゆる目指しています。

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