【魔法のブライン液】で安いお肉が柔らか~な高級食感に!

2020/09/22
  • 楽うま時短料理が得意な4児のワーキングママ。パンやお菓子も時々手作りで節約中。もっと見る>>

節約時短レシピを日々研究する4児のワーキングママ、さちママです。
今回は、スーパーで激安肉が高級な柔らか肉に変身する【裏ワザ】をご紹介します。
せっかく安くお得に買ったんだから、ひと工夫で美味しくしちゃいましょう。

ブライン液って知っていますか?

【ブライン液】とゆうものを知っていますか?
調理過程で下ごしらえの時に、このブライン液に肉を浸しておけば、加熱するとかたくなりやすい「鶏むね肉」や「豚肉」などが柔らかくジューシーになるんです!
せっかく安くお得に買ったお肉が、パサパサして美味しくないなんてもったいない。
ひと手間でよいので、やって損はありませんよ。

では基本のブライン液の配合を見てみましょう。

水…200ml
砂糖…10g
塩…10g

はい、これだけ。
これを混ぜただけの液体がお肉を美味しくするのだから、ひと手間かけて使わなきゃ損!
画像のように、ボウルにブライン液を入れて、お肉を浸しておきます。
浸す時間は30分~1時間、冷蔵庫に入れておくのが望ましいです。

ブライン液の役割

ブライン液に浸すと、どうしてお肉が柔らかくなるのでしょう?
お酒やお酢でも良いと思われますが、「水、砂糖、塩」この3つが合わさる効果は以下の通りです。

水…お肉に水分を含ませ柔らかくする
砂糖…お肉のたんぱく質と水分を結びつける
塩…お肉の表面をコーティングして旨味を逃がさない

水、砂糖、塩ならどの家庭でもいつもありますよね。
忙しい日でも、わが家はいつもお肉料理を作る時はこの「ひと手間」をかけて作っています。
鶏チャーシューなど、かたまり肉で使う場合も柔らかく仕上がります。

調理する時は?

調理の際は、水気を切ってそのまま野菜などと炒めながら調味します。
下味をつける場合も水気を切って、通常の下味をつけます。下味冷凍の場合はジップロックに入れて空気を抜いて冷凍庫へ。
ブライン液は水の5%程度の濃度なので、肉に甘味や塩味がほとんどなく通常の味付けで辛くなったりしないので大丈夫です。
鶏肉はもちろん、豚肉や牛肉にも使えます。

お酒やお酢の効果は?

用途によっては、お酒やお酢も効果があります。

例えば、から揚げなど揚げ物の際は「お酢」をお肉に加えると良いです。
お酢に含まれる「酸」がお肉の繊維の間に入って繊維を広げる役目をし、水分を含むので柔らかくなる他、お肉の脂を落としてくれる作用があります。

また、お魚のソテーなどに「お酒」を少しふっておくと、しっとりとして甘味を引き出します。
お酒には「浸透性」があり、煮物などの時に具材に味を染み込みやすくする他、「コクや旨味」を引き出してくれますので用途別に使い分けてはいかがでしょうか。

記事を書いたのは…さちママ
介護士としてフルタイムで働く4児のワーキングママ。家族の「美味しい!」を励みに、日々節約時短料理を研究しています。

計算中