【シュトーレン】クリスマスを待つお菓子を今年は手作りで
主婦ライター〝chiaki〟です!27年間に及ぶ3人の子育てを終えたフルタイムワーカーです。
2020年も残りわずか。
年末にかけて感染者数は増え続け、クリスマスは〝おうちで過ごす派〟が多数になりそうです。
イエスキリストの降誕祭/クリスマスを待つ期間『アドヴェント』にカレンダーの窓を一つずつ開ける風習は日本にも馴染んできました。
デパート・パン屋さんやお菓子屋さん・クリスマスマーケットの店頭に並ぶシュトーレンもまたクリスマスの光景に溶け込んでいます。
アドヴェント期間に家族や親しい人と少しずつ食べるお菓子をあたたかな気持ちで味わいたいものです。
シュトーレンはコスト・手間暇・時間がかかる贅沢な大人のお菓子です
シュトーレンの歴史は古く、日本では1969年にシュトーレンのレシピを持ち込んだ製菓会社が起点となりここ数年のシュトーレンブームに至ります。
真っ白な砂糖に包まれていて、クリスマスのラッピングが施され、お子さん受けはなかなか難しい。
実はコスト・手間暇・時間がかかっている大人時間を楽しむお菓子なんです。
製造会社も年末を締め括る商品となるので自社の集大成とすることが見込まれ、その味わいを食べ比べる事を楽しみにしている方も増えています。
お家で作る場合はお酒や具材を自分好みにする事が可能になり、食べる楽しみも何倍にも膨らみます。
★材料について
レシピはシュトーレン・手作りと検索すると詳しく出てきます。動画でも何回もイメトレすることもできます。
初心者向けのレシピもあるので是非チェックしてみてください。
私はパン教室でならったレシピなので公開はできませんが、材料はざっと下記の通りです
⑴中種
お砂糖・強力粉・イースト・牛乳
⑵ホイップバター
バター・グラニュー糖・塩
⑶本ごね用
強力粉・イースト・⑴の中種・⑵のホイップバター・アルコールに漬け込んだナッツやドライフルーツ・好みの具材
※ナッツやドライフルーツの取り合わせを考えたり、ココアや抹茶パウダーやストロベリーパウダーなどで風合いを変えたり、チョコレートのバリエーションでお好みのシュトーレンに仕上げることができます。
★作業工程 時間はかかります
作る工程はざっくりですが下記の通り
⑴中種を仕込む
分量の材料を混ぜて冷蔵庫で寝かせる
⑵ホイップバターを作る
ハンドミキサーで色が変わるくらいまでバターを混ぜる
⑶本ごねの生地
粉と好みの具材と中種とホイップバターを混ぜてベンチタイムをとり成形
⑷最終発酵をして焼成
⑸バターをたっぷり塗り翌日に粉糖をたっぷり振る
※ご自宅で無理なく作れそうな物をのんびり検索するのもコロナ禍ならではの過ごし方です。
★シュトーレンを手作りして、味わって、変わったこと
真っ白い粉糖はイエスキリストの産衣、たっぷりの具材の中に練り込んだマジパンはイエスキリストに例えられています。
幼な子イエスは貧しい馬小屋で生まれました。のちに長きに渡り人々の心を照らす存在となっています。
キリストの生誕を待ち侘びるアドヴェント期間は誰もが一年を振り返る時期でもあり、ひと切れずつ焼きたてから日を追って変わる味わいにすっかり魅了されてしまいました。
材料や工程を自身で作り上げられたことにも達成感があります。
日持ちがするので綺麗にラッピングしてオリジナリティ溢れるプレゼントにもなります。
年末は何かと慌ただしく時間がなく、はやる気持ちもありますが
「シュトーレン食べようか」と家族がよろこんで食べてくれる時間は、ホッとできる大切な人達とのご褒美お菓子になりました。
今年出来なかったこと、来年こそ!が多々ありますが、シュトーレン完成は密かな喜びです。
★☆記事を書いたのは〝chiaki〟です☆★
〜子育て後の自分育て
医食同源☆台所はパワースポット
昨日より少し成長出来ることを信じて〜