【甘〜い台湾パイナップル】生で味わったら・・憧れの台湾スイーツ鳳梨酥(オンライソー)に挑戦!

2021/05/20
  • フルタイム会社員と子育てを同時卒業。料理アプリは5年で1800投稿超え、パン作りはディプロマを取得。 もっと見る>>

主婦ライター“chiaki”です
三人の子育てを卒業し、長年勤務した会社を令和3年3月末、定年前に退職しました。
主婦歴30年ですがお菓子やパン作りは50歳半ばから老後の楽しみのために始めました。

『台湾パイナップル』最近よく見かけるようになりましたね。
私は台湾の食べ物に魅力を感じているので、地元のスーパーで発見してすぐに2個購入しました。
生まれて初めて食べるもの・・何歳になっても嬉しいものです。
1つはそのままでもう1つは、以前から作りたかった憧れの台湾スイーツに挑戦しました。

■一口食べた瞬間に台湾パイナップルの虜に

台湾パイナップルは芯まで食べられるんです!食べた後の口や舌がピリピリする感じもありません。その後は地元スーパーをパトロールしてリピ買いしています。

=台湾パイナップルの食べ方=※芯まで食べられます
1)上下をカットしたら縦に8等分
2)皮を下にしたら包丁をスライドさせて皮を剥いていく
3)一口大にカットして剥いた皮に乗せてお皿に盛り付ける
ジューシーで驚くほどの甘い果実にびっくり!!台湾パイナップルが大好きになりました。

■憧れの台湾スイーツ鳳梨酥(オンライソー)を手作りで

台湾パイナップルの美味しさに背中を押され、以前から挑戦してみたいなぁと思っていた台湾の伝統的なスイーツを作ろうと決心しました。
『台湾鳳梨酥(オンライソー)/パイナップルケーキ』です
中華街などで購入できますが、値段が高くて大切に大切に味わって食べている大好きなお菓子です。
レシピを探したら、参考になるものがいくつか見つかりました。
最寄りのお店ですぐに手に入るもの、型はネットでも探せましたが作りたい気持ちが勝ってしまったので100円ショップでマス目が付いている厚紙を購入してカット、アルミホイルを包んでホチキスで留めて型も20個分次女と手作りしました。
※型は20センチ四方の長方形か正方形で高さは3センチくらいで作ってください
※押さえも厚紙の方眼紙で作成しました

■パイナップル餡の作り方

丸々1個(正味量にすると1キログラム)を使ってまずは餡を作りました。
20個分は出来るので10個なら半量でOKです
=材料=
*パイナップル正味 1キログラム
*三温糖 果実の1/10
*黒糖を10グラムくらい含めると風味が増します。
*お好みで蜂蜜を大さじ1程度

=作り方=写真を参考にしてください
1)果実を細かく刻んでお砂糖と一緒に鍋で中火で焦がさないように煮ます
2)15分くらいして煮えてきたらボウルに一回り小さめのザルをセットして1)のパイナップルと果汁を濾します
3)濾した果汁はそのまま鍋に戻しますが、果実は麺棒などを使って形が残っている果実を潰します(繊維が美味しいので繊維は無理に濾しません)裏漉ではなくなくあくまでも餡がゴロゴロするのを防ぐ為です。   
4)果汁はそのまま鍋に戻し、果実も程よく潰せたら鍋に戻します
5)たっぷりと果汁が出ているのがわかります(美味しそうです)
6)果汁と果実をさらに中火から弱火にしながら煮詰めていきます
7)綺麗に果汁が凝縮されています
8)果汁がほぼ煮詰まったら仕上げにお好みで蜂蜜を加えて軽く馴染ませたら餡の完成です
*餡が完成したらバットに入れて粗熱が取れたら冷蔵庫で寝かせておきます

■生地の作り方

これでうまくいってるのか心配しながらの生地作り

生地は20個分を作りました
※10個分作る場合は半量で
=材料=
ホットケーキミックス 400グラム
アーモンドプードル 30グラム
無塩バター 150グラム
卵小さめ 2個

=作り方=
*バターは常温に戻しておいてください
*粉類はよく合わせておいてください(ボウルに入れスケッパーなどで混ぜる)
*大きめのボウルに常温に戻したバターを入れたら泡立て器でよく混ぜて白っぽくなったら割り解した卵を少しずつ入れて混ぜていきます。分離しそうな時は材料の粉類を少し加え混ぜてみてください
(写真を参考にしてください)
1)合わせた粉類をバターと卵を混ぜたボウルに振り入れたらゴムベラで切るように混ぜます
2)練らないようにして切るように混ぜていき生地が馴染んだら大きめのラップを広げて包みます(1.5センチの厚みくらいの四角形にまとめてたら20等分の形を定規やスケッパーで軽くつけて冷蔵庫で15〜20分ほど休ませます)
★この間に始めに寝かせておいたパイナップルの餡を楕円形にまとめる作業にかかります
3)休ませたら印の通り分割し、手早く丸めます(手につきやすいので薄く小麦粉をまぶしながら作業します


■餡を包んで焼成まで

餡を生地で包んで焼いていきます
=包み方=(写真を参考にしてください)
オーブンを170度に予熱しておきます
天板にクッキングシートを敷いておきます
1)冷蔵庫で寝かせた餡を取り出しスプーンで20等分の印をつけます
★生地を冷蔵庫で休ませている間に作業するとちょうど良いです
2)スプーンを2つ使って楕円形にまとめます
3)綺麗に楕円形に纏まりました
4)分割した餡と生地と手作りの型を揃えます
5)打ち粉をした作業台に生地を置いて打ち粉をした手のひらかスケッパーの側面を使って生地を楕円形に広げたら餡を包んで餡がはみ出さないよう型に入る大きさに成形し型に入れます
6)型より少し小さめの押さえで上から押さえます
7)生地は伸びが良くないので台に薄く打ち粉をしてスケッパーで包むとやりやすかったです
8)全て型に入りました
9)170度に予熱したオーブンで上下を焼いたら完成です
★上下ともに10分から14分程度で様子を見てください
★上下を返すときには焼き色がほんのりついているかを確認し、押さえを使って天板に生地がつくようにそっと押します。
★焼き色は上からと天板と生地がついている面に着くので、上下を返した際には餡をつつんだ生地を天板に生地が着くように押し下げる作業が必要です。(生地はそっと扱えはスルスルと下がります)



■憧れのスイーツが自分の手で完成しました!

サクホロの生地の真ん中に丁寧に作り上げた台湾パイナプル餡

完成しました!!家族からは歓声が上がりました!!
20個作れたのは型作りや餡を煮込む際に次女に手伝ってもらえたからです。
(次女と言っても社会人1年生です)
あまりの美味しさに2回目も焼成しました
その際は型の内側をアルコールで綺麗にしておいて再度利用しましたので楽でしたが、一人で作るときは半量の10個がおすすめです

時間はかかりますが、買うと高いのが納得でした。
そして頑張ったご褒美はやはり“達成感”と“美味しさを味わう幸せ”です
2回目に焼成した家族絶賛の自信作はお友達にも食べてもらいたくなり、パッキングして送り味わっていただきました。
(ダイソー購入品の箱がパイナップルケーキにぴったりのデザインでした)
常温になったら乾燥剤を入れて個包装か密閉容器で常温保存して4日目くらいまでは美味しくいただけます
生地のサクホロ感と餡のしっとり感が味わえる理想は焼成後2日目です。

★☆記事を書いたのは“chiaki”です
〜子育て後の自分育て
医食同源☆台所はパワースポット
昨日より少し成長出来ることを信じて〜

計算中