元家政婦がいる我が家の家事シェア状況についてお話します
元家政婦で主婦歴20年以上のサンキュ!STYLEライターマミです。
家政婦の経験があるなら、家事なんて楽勝でしょう?なんて言われてしまうことが多い私です。
でも、家事だけをしていればいいわけではないですから、やっぱり家中の家事を全部ひとりでこなすのは辛いものです。
今日は、そんな我が家の家事シェア状況についてお話します。
お風呂掃除と洗濯は夫と子ども達
ほぼ私がノータッチという家事は、洗濯とお風呂掃除です。
特にお風呂掃除については、まったくと言っていいほど私はやっていませんね。平日は息子が、そして土日には夫がしっかり掃除してくれています。
最近ではついに、一年生の娘がお風呂掃除担当になりました。これは、息子が娘に伝授。部活で帰りが遅い息子に代わって娘がやるようになりました。
洗濯も、夫が洗って干すまではやってくれて、しまうのが私の役割といった感じです。土日はしまうこともやってくれますよ。
便利家電大好き
家政婦経験があっても、手間暇かけて家事をやったりはしていません。
やっぱり、仕事でやる家事と家の家事は全然違うのです。仕事だと思うと頑張れる!お金をいただく家事ですし、気が引き締まりますよね。
でも、家ではゆっくりしたいじゃないですか。
というわけで、便利家電もフル活用しています。
掃除機掛けはロボット掃除機。食器洗いは食洗機。自動調理の電気圧力鍋も使っています。
気持ちも時間も余裕ができますよ。便利な物は使わないと損ですよね。
食事のしたくだけは全部私がやります
お弁当つくりや食事のしたくだけは、全部私がやっています。
夫はまったく料理ができないのと、料理は好きだからですかね。片づけは面倒ですが、いろいろ考えながらご飯をつくるのは結構楽しい作業です。
料理をしながら、記事のネタが思いつくこともありますし、新しいレシピを考えてみたり、あるものだけで料理するにはどうしたら?と考えるのもまた楽しい。
楽しいと感じたことは積極的にやっています。
もちろん最初からこうではなかった!
以前は、家事全般を私がひとりでやっていました。
夫は家事ができない人でしたし、息子はまだ小さくて戦力にならなかったからです。
でも、娘を高齢出産した後、ちょっと体調が悪くて「これではやっていけないかも?」と思うように。
それから少しずつ少しずつ、家事をやってもらうようにお願いしてきました。まずは、「自分のことは自分で」からですよね。
子どもの世話を焼いていると、なぜだか夫も一緒にやってもらおうとしてきますが(我が家だけですかね?)、「自分でやってほしい」と言い続ける。
後は、やってほしいことを「やってほしいな」と素直に言うこと。怒ったり命令したりしないようにしていました。
夫を育てるとか、上手く操縦するとか、そういうテクニック的なことではなく、ただただ単純に「やってくれたら助かります」「やってほしいと思っています」そして、「やってくれたら喜びます」と伝えていました。
この「やってくれたら喜びます」は、結構効果があって、高校生の息子なども「母ちゃんが喜ぶだけかよ~」とか言いながらやってくれますね。
人ってやっぱり「誰かが喜ぶこと」は、うれしいと感じるのではないかな?なんて思います。そして私も本当に喜んでいます。
協力し合って生活するのが理想
主婦なのに、そんなにラクしようとしていいの?って思うかもしれません。でも、本当は自分でできるようなことまで家族の世話を焼く必要はないし、家族の為にもなりませんよね。
すべての家事を私がひとりでしていて、ある日急に私が病気にでもなったら、生活が成り立たなくなってしまう。家族それぞれが、自分でできることは自分でやりつつ、協力しながら生活するのが理想かなと思います。
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターマミ
2級家事クリエイター(料理科目・掃除科目)音大卒で元家政婦の異色の経歴の主婦。主婦であること、主婦の経験を生かして仕事をしていく「プロ主婦」を自称。小学生と高校生の10歳年の差兄妹の母でもあります。