「めんどくさい」に気をつけて!必ず「もっとめんどくさい」を呼んでくる!

2023/06/29
  • 主婦歴22年で元家政婦の家事クリエイター。小学女子と高校生男子、歳の差兄妹の母でもあります。もっと見る>>

元家政婦で主婦歴20年以上のサンキュ!STYLEライターマミです。

やらなくてはいけない家事を「めんどくさいな。後でやろう」と先送りにするって、よくありますよね。もちろんすべての家事を完璧にするのは大変ですし、私も「めんどくさい」とよく思います。

しかし、「めんどくさい」と先送りすると、さらなる「めんどくささ」を呼ぶことになるんです。

たまっていくほど大変になるのが家事

「めんどくさい」と家事を先送りすると、当たり前ですが「やらなくてはいけないこと」がたまっていきます。

たとえば、食器洗いがめんどうで「後でまとめて洗おう」とためてしまうと、洗い物が大量になりますよね。「やっぱりさっきやっておけばよかった」と思いませんか?

食器洗い以外でも、ガス台の油汚れとか、洗面台の水あかとか、すぐ拭けばさほどの汚れではなかったのに、ためるとこびりついて取れなくなってしまう場合もありますよね。

「めんどくさい」で先延ばしにすると、もっともっと「めんどくさく」なるんです。

「めんどくさい」を減らす工夫をしてみる

「そんなことはわかっているけれど、めんどくさいものはめんどくさいのだからしょうがない」そんな声が聞こえてきそうです。

そうなんですよね。気分がのらないのに無理やりするのは辛いもの。だったら、「めんどくさい」を減らす工夫をするのが大切です。自分が「めんどくさく思うパターン」は、決まっていませんか?

たとえば、私は洗濯物をたたんでしまうのが嫌いです。さらに夕方疲れた時間にするのが、どうにもめんどくさい。

なので、ほとんどの服をハンガー収納にして、洗濯物をかけるハンガーとクローゼットのハンガーは共用に。乾いたらそのままクローゼットにかけに行き、たたむことをやめました。

他にも、おでかけした日に疲れて家事がめんどうになってしまうなら、先におかずをつくりおきするとか、レトルトを用意しておくとか、なんなら外食にするとか。先回りして対処できる場合もありますよね。

家事は意外と「質より量」

「家事をちゃんとやろう」と思うと、時間をかけてじっくりやるのが大事と思いがち。でも、意外とちょっとでもその都度やる方が大切なんです。

毎日暮らしていれば、毎日食べるし毎日汚れます。一週間に一度だけキッチンを1時間掃除するよりも、使うたびにサッと拭いておく方が汚れはたまりません。また、週に1回じっくり掃除機をかけるより、毎朝おそうじワイパーをサッとかけ続けた方がホコリも少ないはず。

家事は、たまにしっかりやるよりも、ちょこちょこたくさんやる方が、じつはめんどくさくない。サッとでいいからすぐやるを習慣にする方がラクですよ。


◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターマミ
主婦歴22年の元家政婦。主婦力で稼ぐ「プロ主婦」を自称。保有資格は家事クリエイター(料理科目・掃除科目)、家庭料理スペシャリスト。小学生と高校生の10歳年の差兄妹の母でもあります。

計算中