元家政婦が「やめてよかった!と心から実感している家事」ベスト3は?
元家政婦で主婦歴20年以上のサンキュ!STYLEライターマミです。
便利な世の中になってきたとはいえ、毎日の家事はたくさんあり「家事をどうこなしていくか?」に頭を悩ませる人は多いですよね。
そこで今回は、元家政婦の私が「やめてよかった!と心から実感している家事」ベスト3をご紹介します。
3位「トイレブラシ」をやめてよかった
第3位は、「トイレ掃除の際にトイレブラシを使うこと」です。トイレ掃除には、こすり洗いのいらないドン・キホーテの「除菌トイレクリーナー」を使い、トイレブラシは使いません。トイレブラシは捨ててしまいました。
トイレブラシは、まず置いておくのが邪魔になりますし、洗ったり乾燥させたりも面倒。手入れの仕方も「これでいいのか…これって清潔?」と、悩んでしまうアイテムですよね。
ドンキのトイレクリーナーは、本当にかけるだけでキレイになるためブラシを使わなくても大丈夫。これで毎日トイレ掃除をしていれば、特にブラシは必要ありません。トイレ掃除のハードルが下がりましたし、トイレもスッキリしましたよ。
2位「大掃除」をやめてよかった
第2位は「大掃除」です。まったく掃除をせず、そのままにしておく…というわけではなく、年末には大掃除をしません。なぜなら、12月は忙しいから。ただでさえ忙しいのに、普段はしないような掃除をするのは大変すぎますよね。
また、冬は寒くて油汚れも冷えて固まってしまいます。油汚れを落とすためにお湯を使わなくてはいけませんし、汚れが落ちにくい。どうせやるなら、あたたかい季節の方が効率はいいのです。
そして、汚れはためずに、毎日少しずつ掃除をした方が大変ではないことにも気づきました。ちょこちょことついでに掃除をして、大掃除はやらない、これが結局は一番ラクなのです。
すでに大掃除は終わったばかりかもしれませんが、今年は大掃除なしでいけるように、普段から少しずつ掃除をしてみるのもいいですよ。
1位「洗濯物をたたむ」のをやめてよかった
第一位は「洗濯物をたたむこと」です。夕方は忙しくて、洗濯物を取り込んだはいいけれど、たたんでいない洗濯物の山が…なんてこと、ありませんか? さらには、その山から服を取り出して着る、なんてこともありました。
子どもを寝かせてから洗濯物をたたもうと思っても、疲れてしまっているんですよね。もういっそのこと、洗濯物はたたまなくていいようにしよう!と、数年前に、ほとんどの服をハンガー収納に変えました。
洗濯物を干すハンガーと、クローゼット用のハンガーは同じものにして、乾いたらハンガーごとクローゼットに移動するだけ。下着や靴下などはカゴ収納にしてポイっと入れています。
洗濯物は、「取り込んで、たたんで、仕分けて、しまう」と、意外と面倒な作業が多いもの。これらがなくなると、かなりラクになりますよ。
「あたりまえ」を見直してみよう
大掃除も、トイレブラシも、洗濯物をたたむことも、以前は「あたりまえ」だと思っていました。面倒に思ったり、できなかったりすると「私って主婦失格かな?」なんて感じてしまうことも。でも、やめても別にどうってことありませんし、とってもラク! 「なんだ、やらなくてもよかったじゃん」なんて思う結果になりました。あたりまえを見直してみると、家事がもっとラクになりますよ。
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターマミ
主婦歴23年の元家政婦。主婦力で稼ぐ「プロ主婦」を自称。保有資格は家事クリエイター(料理科目・掃除科目)、家庭料理スペシャリスト。小学生と高校生の10歳年の差兄妹の母でもあります。