え?そうなの!?元家政婦がトイレ掃除で絶対にしないこと
元家政婦で主婦歴20年のサンキュ!STYLEライターマミです。
トイレ掃除をする際、みなさんはどんなことに気を付けて掃除をされていますか?今日は元家政婦の私が、トイレ掃除で「これだけは絶対にしない」ということをお伝えします。
流せるシートは流さない!
トイレ掃除に「流せるお掃除シート」を使っている方は多いと思います。使い終わればそのまま流して捨てられて、手軽で便利ですよね。もちろん私も使っています。しかし、私はそれを流しません。
家政婦の研修では、「流せるお掃除シートはお客様のお宅では流さず、ビニールに包んでゴミとして捨てるように」と指導されるからです。それは、トイレを詰まらせてしまう可能性があるから。お客様のトイレを家政婦が詰まらせるのは言語道断ですよね。
トイレットペーパー以外のものは流さない方がいい
トイレの説明書を読んだことがありますか?実はほとんどのトイレには、「トイレットペーパー以外の物は流さないでください」の記載があります。トイレットペーパーは、トイレットペーパー工業基準法での基準を満たしたものしか販売ができません。流せるお掃除シートにはその基準がないのです。
水に溶けるのではなく、水でほぐれて流せるというしくみになっているのがお掃除シートです。水に溶けるトイレットペーパー以外のものは、すべて詰まりの原因になる可能性があります。特に節水トイレは流す水の量が少ない為注意が必要です。
それでも流したい時に気を付けることは?
それでもトイレを掃除したお掃除シートをゴミ箱に入れたくない、せっかくだからやっぱり流したい!と思う場合には、流し方に気を付けて流してください。実はお掃除シートの注意書きには、「詰まりを避けるため1枚ずつ流してください」や、「広げて流してください」などと書かれていることがほとんどです。
流したい場合は、折りたたんだり丸めた状態ではなく、1枚ずつ広げて、流す前に少し時間を置いて、シートをふやかしてから流すといいでしょう。水量は必ず「大」で流してください。ただし、詰まる可能性があるということは忘れないでくださいね。
流さないのが無難です
流せるのに流さないの?と思うかもしれませんが、詰まりの原因になるかもしれないトイレのお掃除シートは、やっぱり流さないのが無難です。実は「流さないでください」と書いてあるお掃除シートも中にはあります。説明書きをきちんと読むことも大切ですね。
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターマミ
2級家事クリエイター(料理科目・掃除科目)音大卒で元家政婦の異色の経歴の主婦。多趣味で多特技あり。すべてを生かしてカリスマ主婦をめざしています!幼稚園児と高校生の10歳年の差兄妹の母でもあります。