【高校生の母】子育てで一番大切なのは「〇〇こと」なのかもしれない
高校生の息子と幼稚園児の娘がいるサンキュSTYLEライターマミです。
長い夏休みももうすぐ終わりますね。宿題はやったのか?休み明けの実力テストの勉強はしているのか?親としては色々と気を揉むところです。みなさんはお子さんにどんな対応をしていますか?
口うるさい注意はほとんど届いていない
「宿題やってるの?」「ちゃんと始業式までに終わるの?」「部屋を片付けなさい」子どもの顔を見るとつい言いたくなってしまいますよね。子どもはその場では「わかった」と言ったりするものの、結局言うことを聞く様子もなく、同じことの繰り返し。
いつもいつも口うるさく言っていると、子どもはとりあえず「今この時間をやり過ごせばいいや」と思い、言っている内容をほぼ聞いていないという状態になってきます。
子どもに注意することで実は自分が安心しているだけ
子どものことを思うからこそ、「子どもが後々嫌な思いをしないように先に声をかけてあげなくちゃ」と思うのが親心。でもちょっと待って。子どもが行動するより先に自分が声をかけることで安心していませんか?「私はちゃんと言ってあげた」と思っていませんか?それは本当に子どもに届いているでしょうか?
自分が子どものころを思い出してみて
自分が子どものころを思い出してください。もうそろそろ宿題でもしようかな?と思っている時、親から「宿題したの?」と声をかけられ「今からしようと思ってたのに!」なんて腹を立てたことはありませんか?
親からすれば「そんなのウソでしょう?」と言いたくなりますが、でも本当にそう思っていましたよね?今の子ども達も、きっと同じことを思っているのではないでしょうか?
今年は私も待ってみることにしてみた
去年は受験生だった我が家の息子。なかなか受験へのエンジンがかからずに私もとても気を揉みました。怒ったりなだめたりすかしたり。でも私が何を言っても息子自身が自覚を持って受験に臨もうと思うまで変化はなかったと思います。そしてそれは決して私がうるさく言ったからではありません。時がきて本人がきちんと考えたからでした。
なので今年の夏休みは「もう母は何も言わないよ。自分で考えて全部やりなさいね。」と息子に宣言。何も言わずに息子の行動を待つことにしました。ゲームばかりやっている日などは、イライラしてきて「勉強しなさい!」という言葉がのどまで出てきますが、グッと我慢の日々です。
待つことが一番大事でむずかしい
子どもがやるより前に声をかけていくより、子どもが自分で考えて行動するのを待つことの方が、ずっと大切なことだと思います。声をかけずに待つことはとても難しいこと。ちゃんとやるかな?失敗しないかな?とても心配になります。この我慢がきっと実を結ぶと信じて、そして子ども自身を信じて、成長を見守りたいですね。
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターマミ
2級家事クリエイター(料理科目・掃除科目)音大卒で元家政婦の異色の経歴の主婦。多趣味で多特技あり。すべてを生かしてカリスマ主婦をめざしています!幼稚園児と高校生の10歳年の差兄妹の母でもあります。