普通の主婦がどうやって在宅で仕事ができるようになったかをお話します

2022/01/18
  • 主婦歴22年で元家政婦の家事クリエイター。小学女子と高校生男子、歳の差兄妹の母でもあります。もっと見る>>

現在フリーランスとして、主に在宅で仕事をしているサンキュ!STYLEライターマミです。

「在宅で仕事をしているよ」と話すと、「どうやって仕事を探したの?」「どうしたらなれるの?」とよく聞かれます。

そこで今日は、ほぼ普通の主婦だった私が、どうやって在宅で仕事ができるようになったのかをお話したいと思います。

きっかけは息子の高校受験でした

まず、「自宅で仕事をはじめよう!」と思ったきっかけは、息子の高校受験でした。

息子の塾を探し始めたとき、受験生の月謝の高さに少し驚きました。さらに驚いたのは、夏期講習や冬期講習の料金。

最初に見学に行った塾の夏期講習の見積もりは23万円!他にも施設費やら模試やらなんやら、月謝だけでは済まないのでは?

これは私も働かなくては!と思ったのですが、下の子はまだ幼稚園に入ったばかり。そうだ家で出来る仕事をしようと思ってたどり着いたのがWEBライターでした。

クラウドソーシングサイトで仕事を探した

たまたま仕事を探し始めたころに、サンキュ!STYLEのライター募集を見つけ「これだ!」と応募しました。

次に、クラウドソーシングサイトにも登録し、仕事探しを開始。

クラウドソーシングとは、不特定多数の見知らぬ他人同士が集まる場です。 その場で行われるやり取りは、個人間の取引です。 物やサービスの売買ではなく、主に仕事の取引を行います。 こんな仕事をしてほしいという案件を提示するクライアントと、 案件を受ける受注者の集まりの場を取り持つサイトの総称です。 ※個人間に限らず、企業対企業や企業対個人の取引もあります。

さらに条件のいい仕事にステップアップ!

クラウドソーシングサイトには、アンケートやモニターのような「タスク」と呼ばれる報酬がとても安い仕事から、高額の固定報酬制の仕事やコンペまであります。

最初はすぐにできるタスクで数をこなし、実績と評価を作りました。

そこから本格的にライターの仕事を探します。サンキュ!STYLEで書いた記事も実績として認められ、報酬の悪くない継続案件をゲットすることに成功!そこで数か月記事を納品しました。

数か月間コンスタントに記事を納品していたら、「少し別の仕事をしませんか?」と声をかけていただけました。他のライターさんが書いた記事をチェックする仕事です。

それまではクラウドソーシングサイト上での仕事でしたが、正式に業務委託契約を結んでの仕事になりました。

クラウドソーシングサイトで仕事をすると、手数料などが引かれてしまうのですが、直接の契約だとそれがありません。

しかも、今までの仕事よりも報酬が上がりました。これはとても嬉しかったですね。

しかしそんなに順調にはいかなかった!

サンキュ!STYLEや、クラウドソーシングサイトの他の仕事などもやりながら、委託契約の仕事もしていたのですが、ある時突然「サイト再構築のため、この仕事は一旦終わりです」と言われてしましました。

そこで全く縁が切れたわけではなく、別の案件のライターの仕事は続けられることにはなりましたが、以前よりもだいぶ仕事は少なく、報酬も下がってしまいました。

そこでやっと気づいたのが、フリーランスとはこういうことなんだ!相手に「ハイ、終わり」と言われたら仕事はなくなっちゃうんだ!ということ。

家で自由に働ける反面、保証はないのです。それがまだよくわかっておらず、安心してしまっていたことに反省しました。

ずっと続けられそうな別の仕事も探した

ライターの仕事の他にも、ずっと続けられそうな仕事を探し始めました。でも、主婦が在宅でできて、さらに長期間できそうな仕事などなかなかありません。

しかし、見つけてしまいました!主婦であることが活かせる「DOさん」という仕事を。

DOさんは生活のプロである「主婦」であると同時に、企業のマーケティング活動を支援する「フィールドマーケーター」です。

運よくたまたま募集広告を見つけて応募しましたが、DOさんになるのはなかなか大変で、4か月間みっちり研修を受けました。

晴れてDOさんになることができ、今はDOさんとしてもお仕事をしています。DOさんも、継続案件の仕事がコンスタントにあるというわけではありませんが、在宅でもできたり自由度の高い仕事です。

主婦であること自体を活かすことができ、さらに定年もない為、自分のやる気さえあればずっと続けることができますよ。

自分の本気度が大切なのかもしれない

なんとなく「家で仕事ができたらいいな~」くらいの気持ちであったなら、きっと今のように仕事ができてはいないと思います。

「息子の塾代を稼がないと!でも、今は外には働きに行けないし行きたくない!」と気持ちが決まっていたから、仕事が見つかったのかなと思います。

だから息子が高校に入学して、塾代が安くなったとたんに一旦仕事がなくなってしまったのかも?なんて気もしたり。

面白いことに、もっと仕事を頑張るぞ!と思い始めた最近、以前の委託契約の仕事が再開になったのです。必要にかられて「やらねば!」と思っていたのがよかったのかもしれません。自分の本気度が一番大切なのかもしれないと思います。

◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターマミ
2級家事クリエイター(料理科目・掃除科目)音大卒で元家政婦の異色の経歴の主婦。主婦であること、主婦の経験を生かして仕事をしていく「プロ主婦」を自称。幼稚園児と高校生の10歳年の差兄妹の母でもあります。

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