【温活で心も体もぽかぽかに】10分でできるホットワインの簡単レシピ
サンキュ!STYLEライターでイタリア料理研究家のきよみです。
今日はイタリアのホットワイン、ヴィン・ブリュレをご紹介します。
寒い今の季節にぴったりな体を温めてくれる飲み物。
小鍋に材料を放り込んで10分煮るだけの簡単レシピです。
材料(2人分)
・赤ワイン 400ml
・きび砂糖 20g
・シナモンスティック 1本
・クローブ 2個
・八角 1個
・オレンジ 1/2個
・りんご 1/2個
・レモン(皮の部分) 1/3個
つくり方
(下準備)
・オレンジ、りんごは薄くスライスする。
・レモンは良く洗って皮を削ぐように切る。
1.小鍋に材料をすべて入れて、弱火で10分煮る。
これだけで出来上がり!
*今回オレンジは無農薬のものがなかったので、皮をむいて実の部分だけ使っています。
*レモンは皮の部分を使うので、できるだけ無農薬のものがいいですね!白い部分は苦いので、できるだけ皮を薄くむいてくださいね。
身体を温めるスパイスがたくさん!
今回使ったスパイスは、シナモン、八角、クローブ。
これらには、身体を温めたり、血行を促進させる効果があるんですよ!
シナモンは、漢方では「桂皮」と呼ばれ、血行を良くして冷えを取り除く効果があるとされ、古くから生薬としてアジアや地中海地方で用いられてきました。
冷えからくる肩こりや関節痛、生理痛などの痛みを和らげ、血の巡りをよくすることから美肌効果なども期待できます。
また、八角も、お腹を温め気の巡りをよくすると言われています。胃腸の働きを整え、食欲がないときにもおすすめ。気の巡りを改善して、イライラなどの自律神経の乱れを鎮めてくれます。
そして、クローブにも、血行を促進して体を温めたり、消化を促進して胃腸を調えたりする効能があります。抗酸化作用に優れた成分も含まれ、アンチエイジング効果が期待できるほか、強い鎮痛効果、抗菌効果、鎮静効果もあります。
これらのスパイスとフルーツをワインで煮込んだヴィン・ブリュレ。
身体も心も温めてくれるドリンクですね。
身体を温めて免疫力を上げよう!
冷えは万病の元と言われる通り、血の巡りが悪くなり体が冷えると、内臓の働きも弱くなり、身体のあちこちに不調が起こります。
また、気の巡りも悪くなり、自律神経が乱れ、イライラしたり鬱っぽくなったりすると言われています。
私自身、身体が冷えると、何となく元気がなくなったり、ちょっとしたことでネガティブな気持ちになったりすることがあります。
逆に、身体を温めると、免疫力もアップして体調を崩しにくくなり、エネルギーも満たされ気持ちも前向きになるのを実感します。
身体を温めることにより、血の巡り、気の巡りがよくなるからなのですね!
大寒に向けて寒さが厳しい今の時期、身体を温める飲み物や食べ物をとって、元気に冬を過ごしたいものですね!
記事を書いたのは、サンキュ!STYLEライターのきよみでした。
都内でイタリア料理教室を主宰、メディカルハーブコーディネーター、アンチエイジングフードマイスターの資格を持ち、”食べて元気に美しく”をテーマに活動しております。
「お料理を通してたくさんの人の心と身体を元気にすること」それが私のライフワークです。
参考文献
・「薬膳・漢方の食材帳」薬日本堂監修(実業之日本社)
・「いちばんわかりやすい漢方の基本講座」佐藤弘、吉川信、谷口ももよ著(成美堂出版)