【しあわせイタリアン】美肌効果も!子どもも大好きゴーヤのチーズチップス

2020/08/24
  • 料理教室「しあわせイタリアン」主宰。料理研究家、アンチエイジングフードマイスター、野菜ソムリエ。もっと見る>>

こんにちは!

アンチエイジングフードマイスター、野菜ソムリエのきよみです。

今日は私が暑い日によくつくるゴーヤチップスをご紹介。今回はイタリアン風にアレンジして、チーズ風味のチップスをつくってみました。

ビールのおつまみにぴったり!
ほんのり苦いけれど、子どももパクパク食べちゃう大好きなお料理です。

今回は、すりおろしたパルミジャーノ・レッジャーノを使っていますが、パルミジャーノ・レッジャーノがなくても、ご安心を!
粉チーズで代用していただいてもおいしくできるかと思います。

では、早速材料とつくり方、行きましょう!

材料(3人分)

・ゴーヤ(大き目)        1本
・強力粉             大さじ2~3
・パルミジャーノ・レッジャーノ  大さじ1
 (すりおろす。粉チーズで代用可)
・塩               適量

・オリーブオイル(揚げ油)    適量

つくり方

1.ゴーヤを半分に割り、種とワタを取って薄切りにする。塩をふってしばらく置く。

2.ゴーヤを水で洗い、キッチンペーパーで水けをふく。

3.ゴーヤに強力粉とパルミジャーノ・レッジャーノをまぶし、全体にからめる。

4.フライパンにオリーブオイルを熱し、カリッとなるまで3のゴーヤを揚げる。

ビタミンCの補給で美肌効果も!

ここで、ゴーヤに含まれている成分についてのお話を少し。

ゴーヤ1本には、なんとレモン3個分以上のビタミンCが含まれているそうです!
ビタミンCには、ご存じのとおり、紫外線による肌の老化やメラニン色素の沈着を防ぐほか、コラーゲンを生成するなど、お肌に嬉しい働きがあります。

また、ゴーヤには鉄分も多く含まれているため、貧血予防にも効果的。

さらに、苦みのもとになっている成分は、モモルデシン。
胃腸を刺激して消化液の分泌を促したり、急激な血糖値の上昇を抑えたりする効果もあるんです。
体を冷やす効果もあるため、熱中症の予防にもいいそうです。

夏から秋にかけて、まさに今が旬のゴーヤ。
今の私たちの体に必要な成分がたくさん含まれているのですね!

ワタや種子も食べられるゴーヤ!

今回のお料理では、種子とワタを除いて、皮と果肉の部分だけを使いましたが、実はワタや種子も食べられるんです!

しかも、ワタには果肉の1.7倍のビタミンCが含まれていて、種子には肝臓についた脂肪の燃焼に効果がある成分が含まれているそう。

捨てるところのないゴーヤ。
丸ごと食べられちゃうなんて、驚きですね。


もう少し厳しい残暑が続きそうですね。
旬のお野菜で必要な栄養をしっかりとって、美しく健康でいたいものですね。

記事を書いたのは、サンキュ!STYLEライターで、アンチエイジングフードマイスター、野菜ソムリエのきよみでした。


参考文献:
・からだのための食材大全 (NHK出版)
・野菜と果物の品目ガイド (農経新聞社)

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