【しあわせイタリアン】元気になりたいときの鶏胸肉のインボルティーニ

2020/08/25
  • 料理教室「しあわせイタリアン」主宰。料理研究家、アンチエイジングフードマイスター、野菜ソムリエ。もっと見る>>

こんにちは!

アンチエイジングフードマイスター、野菜ソムリエのきよみです。

今日は、最近暑くて食欲もわかないなぁ…
    なんだか元気がでない…
    パワーをつけたい…

そんな方に是非つくって食べて頂きたいお料理をご紹介します。

鶏胸肉のインボルティーニです!

「インボルティーニ」とは、イタリア語で「包んだ、巻いた」という意味。

今回は、鶏胸肉の中に、バジリコ(バジル)とモッツァレラチーズを挟んでくるりと巻いて、衣をつけて揚げ焼きにしてみました。
    

このお料理をつくったわけ

ここで、このお料理をつくったいきさつを少し。

私には、今ジョージアという国で一人で暮らし、スタイリストの仕事をしている心友がいるのですが、食材が日本ほど豊富にあるわけではなく、食料事情が違う異国の生活で、最近少しやせてしまったとのこと。

日本にいたら、元気がでるようなお料理をつくって一緒に食べることもできるのですが、遠く離れていてそれもできず…。

それなら、どこでも手に入りそうな食材でフライパン一つあればつくることができ、さらに体も心も元気になるお料理のレシピを紹介しよう!そう思って生まれたのがこちらのお料理なんです。

日本で生活している私たちも、夏の疲れと春から続いている感染症への不安を抱えながらの生活に、心身共に疲れている方も多いのではないでしょうか。

そんな皆さまに是非食べて頂きたい!そんなお料理です。

材料(3人分)

・鶏胸肉       400~500g
・モッツァレラチーズ 50g
・バジリコ(バジル) 6枚
・小麦粉       適量
・卵         1個
・パン粉       適量
・塩、胡椒      適量
・オリーブオイル   適量

・レモン       1/4個
 

作り方

1.鶏胸肉を開いて余分な脂肪を取り除く。
  包丁で切り込みを入れながら薄く開き、塩、胡椒を振る。

2.1の上に、バジリコ、モッツァレラをのせる。

3.くるっと巻いて、楊枝で止める。小麦粉→溶き卵→パン粉の順につける。

4.フライパンにたっぷりのオリーブオイルを入れて熱し、3を入れて、揚げ焼きにする。

5.レモンを絞って召し上がれ!

鶏胸肉は疲労回復、アンチエイジング効果大!

ここで食材の成分について少しお話させてくださいね。

今回使った鶏胸肉は、鶏肉の中でも特に、抗酸化作用や抗疲労効果のあるイミダゾールジペプチドという成分を多く含んでいます。

良質なたんぱく質が豊富で、疲労回復効果、アンチエイジング効果もある素晴らしい食材です。

また、鶏胸肉の中に巻いたバジリコ(バジル)。
バジリコの香りに含まれている精油成分のリナロールやオイゲノールには、食欲増進、消化促進作用のほか、抗菌作用や鎮静作用もあるんです。
抗酸化ビタミンのβカロテンやビタミンEも豊富で、バジリコもアンチエイジング効果が期待できる嬉しい食材。

鶏胸肉+バジリコで、アンチエイジングの効果もあり、疲労回復、不安やイライラまで沈めて気分もリラックス。まさに心にも体にも嬉しいお料理です!

ビールやワインにもぴったり!

ご飯のおかずにはもちろん、ビールやワインにもぴったり!
夏の疲れが出てるなあ、、、という皆さまも、是非つくってみてくださいね!


記事を書いたのは、サンキュ!STYLEライターで、アンチエイジングフードマイスター、野菜ソムリエのきよみでした。お料理を通して周りの人をしあわせに!をモットーに、活動しております。
読者の皆さまの暮らしが、より豊かで楽しくなるような情報を発信していけたらと思っております。


参考文献
・からだのための食材大全 (NHK出版)
・アンチエイジングフードマイスターベーシック講座教本
 (日本アンチエイジングフード協会編 白澤卓二監修)


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