主婦目線でつくる!日常の暮らしからできる我が家のローリングストック
時短家事コーディネーターで、サンキュ!STYLEライターのmayuです。
「防災食・備蓄用食材」というと、一体どれを購入したらよいかわからず、これまで十分な備えをしていなかった我が家。けれど近年頻発する自然災害を目の当たりにして、後回しにしてはいけないなと動き出しました。
難しい方法ではなく、日常の暮らしの中からできる方法はないだろうか?そう考えたどりついた、【日常の暮らしからできるローリングストック】をご紹介します!
選ぶものは、よく食べ慣れたもの
"ローリングストック"
普段から少し多めに食材を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法です。
備蓄用の食品というと、「缶詰」「レトルト」「乾麺」消費期限が長く、日持ちするものを選ぶことも多いと思いますが、もう一つ重視して欲しいポイントがあります。
それが「よく食べ慣れたもの」であること。
"備蓄用"だからと特別なものを購入するのではなく、日常からよく買う食品を常備しておくこと。
普段から食べ慣れたものをどんどん消費していくことで、無理なく食品をまわすことができます。
いざという時も、食べ慣れたものを口にするだけで安心感にもつながりますね。
収納場所は、よく目に入るところに
"備蓄用"というと、普段使わないスペースに収納することもあるのではないでしょうか。
ローリングストックで大切なことは、日常でどんどん使いまわしていくこと。
・よく目にするところ
・家族みんながわかる場所
・キッチンから近い場所
に定位置を作ってあげましょう!
目に入るところに収納するだけで在庫数が把握できるようになりますし、家族とも共有しやすくなります。
開封してジップロックに収納したら、省スペースにも。
マスキングテープに消費期限を記入して貼っておけば、期限切れも防げますよ!
冷蔵庫・冷凍庫は積極的に活用しよう!
もしもの場合、冷蔵庫の中から食品を消費できるようにするのが理想です。
冷凍うどんや、自然解凍OKな食品、子供が好きなゼリー・チーズなど。
普段から常備しておくものを切らさず置いておくだけでも、いざという時の安心感につながります。
冷蔵庫・冷凍庫でまわしていくローリングストックは、
・いざという時にすぐに食べられるものか
・火を使わなくても食べられるか
・消費期限は短すぎないか
この3つのポイントをチェックしてみてくださいね!
常備する食品は収納ケースで定位置を作ってあげると、買い忘れ・買いすぎ防止にもなりますよ!
備えあれば憂いなし!
恥ずかしながら今までは、備えたことに安心して使いこなせなかった我が家。
大切なのは、備えることだけではなく、"その後どうやって使っていくか?"なのですよね。
自分を守るためにも、家族を守るためにも。
普段から災害のことを知り備えることは、避けて通れないことだなと感じています。
かと言って、難しく考えたりあれこれ揃えなきゃ!と思うのは気持ち的にも金銭的にも大変なこと。
今日ご紹介した方法は、普段の暮らしの中からできることばかりです。
災害時だけではなく、体調不良で買い物に行けない…という場合にも役に立ちますよ!
これから備えを始めようという方の参考になれば幸いです。
■この記事を書いたのは・・・mayu
時短家事コーディネーター・整理収納アドバイザー・上級心理カウンセラー。
転勤族で暮らす、小学2年生&6年生の男の子ママ。
自身の経験から、忙しいお母さんでも整理収納×時短家事で自分の大切な時間を楽しんで欲しい。という想いで発信しています