リノベーションドラマで注目!【ライフオーガナイズ】ってどんな方法なの?を徹底解説!
片づけのプロ・ライフオーガナイザーのおだけみよです。
現在放送中のドラマ「魔法のリノベ」
このドラマのリノベ提案には、ライフオーガナイイズの考え方が取り入れられています。
ドラマで注目!ライフオーガナイズが提案する「家づくり・暮らしづくり」
実際にお客様に行ったアドバイスを中心に、ライフオーガナイズとはどんな考え方なのかを解説します。
「魔法のリノベ」ってどんなドラマなの?
人気コミックのドラマ化。
人の良さからくる押しの弱さで成約ゼロの営業マンと前職ではトップクラスの営業マン。
このコンビが繰り広げる「人生リノベーションお仕事ドラマ」です。
ドラマ内で「ライフオーガナイズは見た目や流行ではなく、お客様の生活感覚に寄り添ったリノベーション」と説明されています。
私は建築士ではないのでリノベーションはできません。
リノベではなく片づけの作業をどう進めていくのか、実際の手順を基に紹介します。
1.大切なことは「これからの暮らし」をどうするか
実際にお客さから相談依頼を頂いたら、すぐに片づけ作業には入りません。
事前に、悩んでいることや理想はもちろん、今までのお客様の暮らし方についてゆっくりお話しを聞かせていただきます。
片づけのプロからすぐにアドバイスを貰えると思われことも多いのですが、実際に最初の段階でアドバイスをがっつり行うことはありません。
大事なことは「これからの暮らし」
お客様のこれまでをお聞きしながら、暮らしの中で大事にしたいことを土台により良い方法を模索していきます。
2.「捨てる」ことばかりを提案しない
「捨てる片づけ」が注目されてからは、「何でも捨てないとダメですか?」とよく聞かれます。
けれどもまだ使える物を捨てると思うと心が痛み、なかなか勇気が出ないのも当然です。
そんな時には「捨てずに減らす」方法提案します。
「全部捨てなくてもいい」
そう思えると、実際に作業が順調に進み始めます。
不安に思っていることがあれば、そこを解消する方法をいくつか提案していきます。
3.みんながやってる方法だから、片づくわけではない
実際にお客様の希望をお聞きすると、「インスタグラマーの〇さんと同じにしたい」「ミニマリスとを目指したい」といった希望が多々あります。
私がそうなのですが、「隠す収納が苦手」「上から下まで白で揃えた時の視覚的な圧迫感が苦手」
今は流行っていて人気があっても、自分には合わない方法が多々あるのも事実です。
お客様の希望をお聞きし、数ある方法からお客様が片づけやすい方法を絞っていきます。
実際に隠す収納が苦手なのに、頑張って隠そうとして上手くいかなかったという事例は珍しくはありません。
以前の記事で紹介した子供たちがそれぞれ詰めたお弁当です。
同じおかずで詰め方は全く違います。
こんな小さいスペースでも差が出るのですから、収納スペースはもっと個々の違いが反映されます。
「みんながやっている方法」よりも、「それぞれが片づけやすい方法」に着目して収納を提案します。
ライフオーガナイズでは、モノではなく「人が主役」
これまでの片づけの手法は「モノをどう減らすか」「モノをどうしまうか」など、モノが主役になっていました。
ライフオーガナイズでは「自分が使いやすい」「自分が優先したい」など、「人を主役」にして片づけ方を考えていきます。
「人が主役」ですから片づけだけではなく、リノベーションなど建築の提案でも応用できます。
片づけの相談では「片づけができないダメ主婦」
何度こう言われたかわかりません。
けれどもダメなのは片づけができない自分ではなく、自分に合わない片づけ方です。
それぞれ自分に合う方法が分かれば、片づけは面白いほどぐっと進みます。
そして、自分がイメージする「理想の暮らし」に辿り着きます。
大事なことは「収納用品をどうするか」ではなく「自分がどうすればうまくいくのか」
これからもライフオーガナイズをベースに、自分らしい暮らしのヒントを発信し続けていきます。
●この記事を書いたのは…おだけみよ
ライフオーガナイザー。
2013年、ライフオーガナイザー1級を取得し、汚部屋主婦から片付けのプロに。
片づけのプロ歴10年目。
コロナ禍以前は個人宅の片づけ作業サポートや片づけ講座開催などを中心に活動、
現在は執筆作業中心にオンラインでの情報発信を行う。
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