【ペット】小動物は本当に飼いやすい?お迎えする前に知って欲しい7つのこと

2022/04/02
  • 100均を中心とした便利グッズやコンビニ商品の紹介、おでかけ情報を得意とするライター もっと見る>>

こんにちは!サンキュ!STYLEライターの増田洋子です。デグーというげっ歯目2匹と暮らしています。

コロナ禍によるおこもりやアニメの影響を受けて、ハムスターやモルモットなどの小動物を飼う人が増えているそうです。犬や猫と比べると「飼いやすい」といわれている小動物ですが、実は大変なこともたくさんあるんです!

そこで、実際に小動物を飼っている私の目線から、お迎えする前に知って欲しいこと7つをまとめました。

お迎えする前に知って欲しい7つのこと

1. 意外と臭う

特に虫を食べる生き物は、排せつ物が臭いやすくなります。完全草食性の生き物であっても、少なからず臭います。サボると病気にもつながりやすくなるため、毎日のこまめな掃除は欠かせません。

2. 意外とうるさい

普段はおとなしくても、興奮すると意外にも大きな声で鳴くことも。また、鳴き声はそれほど大きくなくても、金属製のケージをかじる音が響き、近所迷惑になるケースもあります。

3. 診てもらえる病院が少ない

犬猫とは違い、病気になったときに診てもらえる病院が多くありません。通える距離にあるか、あらかじめ調べておくと、いざというときに安心です。

4. ペットホテルが少ない

病院と同様、こちらも多くありません。長期の外出や、いざというときに預かってくれたり、家に来て面倒を見てくれる人を探しておく必要があります。

5. 用品を取り扱う実店舗が少ない

フードをコンビニやスーパーなどで気軽に買えないことも難点の1つ。取扱のある大型店やインターネットで購入することもできますが、犬猫用と比べると購入までのハードルがやや高くなります。また用品全般が、犬猫用と比較すると高いように感じます。

6. 災害時に困る

犬猫の場合、避難した先で飼い主同士が用品を融通し合うこともできますし、配布してもらえる可能性もあるでしょう。しかし小動物の避難は認知されておらず、用品の入手が難しくなることは間違いありません。

7. 迷子になったらほぼ見つからない

2022年6月より、犬猫へのマイクロチップの装着が義務付けられました。これによって、迷子になっても見つかる個体が増えることが予想されます。ですが、小動物はどうでしょう?

そもそも犬猫のように体が大きくないため、逃してしまうと見つからないことがほとんどです。また小動物はほとんどが外来種。逃げた個体が増えると生態系の汚染につながり、今後法律で飼育が禁止される可能性もあります。

お迎え前にしっかり考え、終生飼養を!

犬猫と比較して「賃貸でも飼いやすい」や「外での散歩は不要」といったメリットもあります。しかし、飼育人口が多くないことから、取り巻く環境が整っていない、充実していないというデメリットも。

大きさや種類にかかわらず、命は命です。どんな動物でも、お迎えしたからには寿命を迎えるまで適切に飼育する責任があります。小動物のお迎えを予定している人は、「最期まで世話をできるか」を今一度考えてみてください。

この記事を書いたのは…増田洋子。デグーという2匹のげっ歯目と暮らしているフリーランスのライター。愛玩動物飼養管理士2級取得。実家の犬に会うために頻繁に帰省をしている

計算中

関連するキーワード