家事をしながら読書!?AmazonのAudibleの特徴やメリットを紹介!
こんにちは!サンキュ!STYLEライターの増田洋子です。
皆さん、読書を楽しんでいますか? 私も読書は好きなのですが、漫画、ラジオ、テレビ番組の視聴といったエンタメも楽しんでいることもあり、なかなか空いている時間のすべてを読書につぎ込むということはできません。
ところが「ながら」で、楽しむ方法にたどり着き、読書に費やす時間を増やすことができました。それを可能にしたのがAmazonの「Audible」です。サービス内容は知っていたのですが、試してみたところ想像以上に良かった! そこで「Audible」の魅力、良い点、困ったことをまとめたいと思います。
約12万冊の本が聴き放題!
「Audible」とはAmazonが提供しているサブスクリプションサービスの1つで、プロによる朗読を、スマホアプリを利用して楽しむことができます。
月額費は1,500円(税込)。初回30日間は無料という試しやすさも魅力です。
Kindle Unlimitedとどっちがお得?
本に関するAmazonのサブスクリプションサービスでいえば、「Kindle Unlimited」もありますね。これは200万冊の和書(書籍、雑誌、漫画)、洋書を月額980円(税込)で読めるサービスです。
冊数と金額でいえば、「Kindle Unlimited」のほうがお得に見えます。しかし、この200万冊には出版社の商流に乗っていない本、つまり素人が書いた同人本も含まれています(実は私が書いたデグーのエッセイ本もここに含まれています)
一方で、「Audible」は、私が確認している限りは、ISBNコードが付いているものがほとんど(一部Audible書下ろしもあります)。しかも、すべてプロ(ナレーター、声優、俳優)による朗読なので、聴き心地も抜群です。
ちなみに私がこの1か月間、「Audible」で聴いた本は、
・悪魔の傾聴(中村淳彦著)
・エゴイスト(高山真著、映画化作品)
・推し燃ゆ(宇佐見りん著、芥川賞受賞作品)
・同志少女よ、敵を撃て(逢坂冬馬著、本屋大賞受賞、アガサ・クリスティー賞)
・墨のゆらめき(三浦しをん著、Audible書き下ろし小説)
・感じのいい人は、この「ひと言」で好かれる(森優子著)
・正欲(朝井リョウ著、2023年映画化予定作品)
の8冊です。
私は気になっていた小説を中心に聴きました。本記事の執筆時点(2023年3月25日)では文庫化されていない作品もあり、すべてを新品で購入したら、1万円近くになると思います。
良かった点と困った点
私は主に家事の最中、食事中、ジムでのトレーニング中に聴いていました。手がふさがらないので、「ながら聴き」できるのが最大の魅力です。
一方で、やや面倒に思った点も。例えば図解が入るビジネス書や自己啓発書などを聴く場合、スマホに表示される図を見ないと理解度が下がります。つまり「見る」ことが必要になり、これだと「ながら」ができない……! そんなこともあって、私は小説ばかりを聴いていました。
ところが、小説を読む場合でも困ったことがあるんです。登場人物が多かったり、内容が複雑だったりすると、ページを戻って確認することがありますよね? 紙の本の場合、一度に視界に入る情報が多いから、該当ページを探すのも比較的容易です。
ですが、Amazon Audibleだと戻りづらい! これは一度に入る情報が再生した瞬間の音だけだからです。該当のページにたどり着くまで、勘を頼りに再生と一時停止を繰り返す……これが……面倒っ……!! 読み返せたとしても、「あれ、何時間何分何秒まで聴いたっけ?」となるのもまた面倒……。 本を聴くことが主流になったら、この感覚も養えるのかもしれませんが。
また、人によっては目で追わないと内容が入ってこないという場合もあるかもしれません。私自身はどうかというと、情報の入り口としては目でも耳でも問題なし。理解度も変わりないように感じますし、読書をした感覚も得られました。
忙しい人でも「ながら」読書をできるサービスでした
本を耳で楽しめるAmazon Audibleを紹介しました。長短はありますが、個人的にはかなり楽しめました。あと、ラジオを聴く習慣がある人には、なじみやすいようにも思います。そんなわけで、ハマりすぎて夜更かしが加速する今日この頃です。
◆この記事を書いたのは・・・増田洋子。一人暮らし歴11周年目突入のフリーランスライター。コーヒーとラーメンが大好き。美味しいコンビニ飯を探すことと100均雑貨を駆使した手間抜き調理と家事が得意