実は逆効果!?部屋が片付かない原因は○○収納法にあった
特別なことをしなくてもスッキリ片付く!そんなおうちを目指して奮闘中の、サンキュ!STYLEライター梨ちゃんです。
SNSや雑誌で目にするスッキリと片付いた部屋、憧れますよね。色々と参考にして実践してみたものの、いつのまにかまた部屋が物で溢れかえっている方も多いのではないでしょうか。
何を隠そう、筆者もそのひとり。「私って片付けに向いてないんだなぁ」と自己嫌悪に陥っていたこともありました。
でもそれ、その収納法が原因で片付かないのかもしれませんよ。
今回は、実は片付けの妨げになってしまうかもしれない収納法について紹介します。
ケースが揃えられ中身が見えない収納
整然と同じケースが並べられた収納は、それだけで整って見えて片付いて見えます。
ですが、「どれも同じに見える」ということは「どこに何があるかわからない」という事。
一度ケースを引き出さないと何が入っているかわからないため、お目当てのものを探すのに手間がかかってしまいます。
また、「確認のため引き出す」というワンアクションが増えてしまうので、使ったあとも動作が一つ増えることに。
そのため元の場所に戻すことが手間になり、結果的に出しっぱなしに…。
ケースにラベリングしておけば良いのですが、ズボラな筆者はそれすらも面倒に感じてしまいます。笑
カテゴリごとに場所が決められている収納
例えば、「わが家の文房具は全てこの中!」と引き出しに文房具スペースを決めたとします。
一言で文房具といっても、ボールペン・ハサミ・カッター・テープ・のり・蛍光マーカーなどさまざまな種類がありますね。
そのため、いろんな場所にバラバラになってしまわないように一箇所に集めておくのは、一見効率的に思えます。
しかし、それこそが落とし穴。
なぜなら文房具は、家のあらゆる場所で必要になるアイテムだからです。
玄関で宅配を受け取ればペンや印鑑が必要ですし、開封作業にはカッター、段ボールをまとめるのならビニール紐やハサミが必要になるかもしれません。
また、筆者はキッチンでもマスキングテープや油性ペン、ハサミ、ボールペンをよく使います。
食材ストックに日付をメモするだけでなく、料理の合間に学校からのお便りをチェックしたり子どもの音読の宿題に付き合ったりすることが多いからです。
使うたびにわざわざ文房具スペースから取り出して来たのでは、戻すのが面倒になり置きっぱなしになることもあるでしょう。
そしてまた他の場所で必要になった時、「あれ、ハサミどこにいった?」と行方知れずになってしまうのです。
メインで使う人にわかりにくい収納
主に夫スペース、子どもスペースにみられがちなケース。
筆者にも以前、せっかく収納を整えたのにルール通りに夫・子どもが片付けてくれず、また散らかってしまったという経験があります。
散らかってしまうのは夫・子どものせいではなく、その場所の収納システムがうまくいっていないだけなんですね。
使う人にとって探しにくい・戻しにくい収納では荒れてしまっても仕方がないことです。
ママの片付けやすさと、その場所を主に使う人の片付けやすさがイコールとは限りません。
人それぞれ、収納法もそれぞれ
スッキリとした収納に憧れて試行錯誤してきた結果、収納には取り出しやすいこと・戻しやすいことが重要だと気付きました。
そして、収納スペースの見た目だけを揃えても、そのせいで生活スペースが片付かないのなら本末転倒だとも気付きました。
片付けは毎日続くことですから、自分や家族がいちばんラクで、肩の力を抜いて取り組める方法でないと続きませんよね。
一度試してみて失敗しても、それはただ「私には合わなかった」というだけ!
わが家にピッタリの収納法を見つけられたらそれでオッケーなのです。
◎記事を書いたのは・・・梨ちゃん
ムダを減らして家族みんなが過ごしやすいおうちづくりに奮闘中です!
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