【1週間の献立表】「献立の見える化」で家族が協力的に!
家族を動かす仕組みを研究中の、サンキュ!STYLEライターで理学療法士のみかんです。
家事って気がつくとママばかりがやることになってしまいませんか?
我が家は、私以外は男4人。
何も言わなければ、それぞれが自分の好きなことをして1日が終わっていきます。
「家のことは他人事じゃない、それぞれが自分の事と思って自分から動いてほしい!」と、強く願っている私。
家族が自主的に動けるような仕組みを作る上で、「献立の見える化」が効果的だったのでお伝えします。
1週間の献立表に書き出すこと
家族には、「家事」を自分に関係のあることと認識して、自分から動いてもらいたい!
そう思って私が考えたことの一つが、「献立の見える化」です。
用意したのはExcelで作った表をプリントしたものと透明のハードケース。
用紙には、1週間の献立と予定を書き込みます。
具体的な内容は、以下の通りです。
・日付
・朝・昼・夕ご飯のメニュー(メインは夕ご飯)
・自分と家族の予定
・お弁当の必要性の有無
・買い物メモ(途中で無くなった食材や調味料などを書き込む)
献立表に予定を書く意味
なぜ予定も書くかというと、予定に合わせてお手軽メニューやお惣菜に頼るなど、自分の負担も考慮できるから。
これはとても大事で、予定が重なって疲れたときに夕ご飯をラクできるってありがたいですよね。
前日に2倍量の煮込み系メニューを作っておいたり、すぐにできる簡単メニューにしたり、未来の自分にラクをさせてあげるために書くようにしています。
献立を考える日はいつにするか?
私が献立を作る日は、仕事が休みの木曜日。
スーパーの人が少ない平日に1週間分をまとめ買いしたいので、木曜日の朝に献立を作り、そのまま買い物に出かけます。
献立を作ってから買い物に行くと、余計なものを買わずに済み、フードロスも防げます。
「献立の見える化」で起きた我が家の変化
実際にやってみて3ヶ月が経ちました。
その中で起こった変化を箇条書きにしてみます。
・毎日献立で頭を悩ませなくて良くなり、キッチンに立つまでがラクになった
・フードロスが少なくなった
・予定の変更でメニューを変更するときも、全体が見渡せるから変更しやすい
・メニューと予定を紐付けて設定しているから、予定を忘れにくくなった
・夫に余裕があるときは、これを見て料理を作ってくれる機会が増えた
・副菜を多めに作って、お弁当やお昼ご飯、翌日の夕飯などに活用できるようになった
・小学生の子どもがこれを見て、できそうな献立は手伝ってくれるようになった
・夫や子どものお弁当の有無を管理できるようになり、忘れたり、作り間違えなくなった
・不登校中の長男がこれを見て、お昼ご飯は自分で用意してくれるようになった
・手抜きと豪華な日、普通の日のメリハリがつけやすくなった
・栄養バランスの偏りも意識しやすくなった
・家族が献立をのぞくついでにスケジュールも把握してくれ、自分で動くようになった
・使うお金のコントロールや管理がやりやすくなった
どうですか?結構ありますよね。
大まかにいうと、自分の管理がしやすくなったこと、家族が参加してくれるようになったことが大きな効果でした。
慣れるまでは1週間分の献立を作るのがつらいかもしれません。
私は考えられなくて、前日の夜に夫や子どもに協力してもらい、一緒に考えたことも多かったです。
だけど、その過程でお互いに得るものも多く、「ママがやること」ではなくて「家族みんなで考えていくこと」という意識が強まったように感じています。
そして慣れてくると自分のスタンスやペースがわかってきて、献立づくりが楽になってきますよ。
「献立の見える化」、試してみてくださいね!
◆ この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターのみかん。姿勢やバランスなど動作の専門家である理学療法士で、3人の男の子のママです。心地よいからだづくりをサポートします。自身が苦手だった「管理」の仕組みづくりや「手放す」コツも発信中です。