【家族キャンプ】7年間のテントデビューへの道のり

2021/09/23
  • 理学療法士で、男の子3人のママ。子育てで忙しい中でもできるセルフケアを実践中。 もっと見る>>

最近、7年越しでやっと「家族でテントキャンプ」デビューした、サンキュ!STYLEライターのみかんです。

家族でキャンプって憧れませんか?
私は憧れていたものの、夫婦共に初心者で、夫は完全にインドア派。

キャンプは、テントの設営と片付け、食事、子どもの世話、お風呂、トイレ、寝ること・・・いつもと違うことがあり過ぎます。

普段の子どもとの毎日でもあたふたするのに、絶対に無理!と思っていました。

でも小さなステップを踏んで1つ1つクリアしていくことで、夢の家族キャンプが可能になったんです。

そのステップを経験談としてお話しします。

小さなステップを設定して、無理はしない

いきなりテントキャンプはドキドキしますよね。

経験があるならいいのですが、我が家は夫婦で初心者・・・子供が小さかったので、どんなことが起こるか、全く見通しが持てませんでした。

よくある「手ぶらでキャンプ」すら、ハードルが高すぎました。


そんな我が家が、最初に行ってみることにしたのはコテージ。

キッチン、外にバーベキューができる設備、トイレ、お風呂、寝具、エアコン付き。

家以外の場所で、バーベキューを楽しむこと、温泉に行ってみること、自然を感じて楽しむこと、まずはそこを目標にして楽しむことに。

家族で寝られる大きな2段ベッドのあるコテージに泊まった時は、みんなではしゃいでしまいました!

第2のステップ

難しそうだなと思うことを、少しずつステップを踏みながら続けていくためには、

「ああ、もう嫌になっちゃったな。疲れちゃったな。」

という経験にならないようにすることだと思っています。

せっかく頑張ったんだから、いい感覚の経験を残したいですよね。
 

我が家では、子どもに手がかかる時期は無理せずコテージキャンプを堪能しました。

コテージ横で楽しむ、炭火でのバーベキューも板についてきました。

「もう十分楽しんだね、少し手持ち無沙汰な感じが出てきたね。」

そんな感覚になってから、テントのキャンプに踏み切ったのです。


次のステップは、テントキャンプの成功体験。

ご飯を作るのは二の次にしました。

テント設営→温泉施設→温泉施設のレストランで食事→テントで寝るだけ

可能な限りラクをしたので、大成功でした。

外のトイレが苦手な長男もキャンプ自体は楽しめたようで、また行きたいって言ってくれました。

親がまた行きたいと思える、子どもたちもまた行きたいと思える、これって我が家ではなかなか難しいことでしたが、とりあえず成功です。

7年越しの夢が叶った

少しずつ少しずつ、テントキャンプに向けてステップを踏んできました。

いよいよ最終ステージ!

テントキャンプで、食事にもチャレンジ。

最高の時間を過ごせました。


抵抗のない人や経験のある人は、いきなりテントキャンプができてしまうのかもしれません。

でも我が家は7年かかりました。

その分、テントキャンプの達成は家族みんなで嬉しかったです。


どんな形であれ、自然の中でいつもとは違う時間を過ごすと、いろんな発見があります。

日常生活では、時間に遅れない、忘れ物をしない、言われたことはきちんと守る、そんな社会のルールの中で必死に生きている気がします。

でも自然の中にいると、ただ生きているだけでいい、そんな感覚を全身で感じられるんですよね。


例えば、甘い飲み物を飲んだコップをそのままにしていると、アリがやってきて、コップがアリだらけになるんです。

食べ残しをそのままにしていたら、匂いを嗅ぎ分けて、夜寝ている時にテントに動物がやってくるかもしれないんです。

家にいたら、コップや食べものがそのままになっていても、困るのは洗い物や片付けをするママだけなのに。

当たり前がそのまま感じられる自然っていいな、と思いました。

そして、自然の中では生きてるだけですごいことなんだ、と実感するんです。


自然を感じる時間を大切にしよう

我が家のテントキャンプまでの道のり、どうでしたか?

7年って長過ぎですよね。

でもペースは家族それぞれでいいと思うのです。

それよりも自然を感じる時間を大切にしてきてよかったと思います。

五感で自然のいろいろを感じる時間って、心のリフレッシュになったり、視点を広げるヒントになったり、生活を見直すキッカケになったりします。

日常に自然を感じる時間を取り入れてみるのはいかがですか?

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