大量消費レシピ！余らせがちな「ザワークラウト」を簡単調理でおいしく食べきる

こんにちは。サンキュ！ STYLEライターで発酵食品ソムリエ＆フリーアナウンサーの松本亜希子です。
みなさんの冷蔵庫にザワークラウトの瓶、眠っていませんか？
ソーセージやベーコン、ハムのお供に！酸っぱすぎず肉の脂っこさを中和してくれるドイツの漬物ザワークラウト。無性に食べたくなって買ったものの、気づけば半分も食べない内に賞味期限が迫っていた！なんてことありませんか？
そんなザワークラウトをざっくりした調理方法で、大量消費する簡単レシピを紹介します！

ザワークラウトってどんな食べ物？

ザワークラウトはドイツの漬物です。材料はキャベツの千切りと塩と香辛料だけ。キャベツの酢漬けと言われていて、酸味はありますが酢酸による発酵ではなく乳酸発酵なのでまろやかな酸味が特徴です。ソーセージなどと相性がよく、ドイツをはじめヨーロッパ圏で肉料理の添え物としてよく食べられています。
ビタミンCが多く含まれていて美肌効果が期待できるほか、乳酸発酵なので乳酸菌の作用で腸内環境にも良いと言われています。

意外と余る......ザワークラウト！

コストコやKALDIやスーパーの輸入食料品コーナーでザワークラウトを見かけると無性に食べたくなってソーセージも合わせて一緒に買っちゃいます！お肉にたくさん添えて粒マスタードやお好みでケチャップと一緒に！おいしいですよね。でも、ひと瓶て意外と量が多いですよね。
蓋ギリギリまで詰まっていて瓶から出すと「そんなに詰まっていたの？」と思うくらいギュウギュウに詰まったザワークラウト。おいしいくて好きだけど冷蔵庫で保管していて、ついつい忘れて気づいたら賞味期限間近！なんてことも。
他にも、試しに買ってみたけどひと瓶食べ切る自信がない。
いつも同じ食べ方で飽きた。そんな方に！ザワークラウトの大量消費レシピをご紹介します。
材料も工程も簡単に作れる、ざっくりレシピです！

豚肉とザワークラウト煮込みシュラハトプラット風

ドイツの家庭料理シュラハトプラットを簡単にアレンジしたレシピです。

＜材料＞
ザワークラウト 1/2瓶
豚こま　200g
玉ねぎ　1/2玉
水　150ml
スパイスソルト　適量
ローリエ　1〜２枚
粒マスタード　お好みで

＜作り方＞
ざっくりスライスした玉ねぎを炒め透明になってきたら豚こまを加え炒める。
豚肉に火が通ったらザワークラウト、水、ローリエ、スパイスソルトを加える。
強火で１０分〜15分ほど煮込めば出来上がり。
お好みで粒マスタードを加えてどうぞ。

＜ポイント＞
シュラハトプラットは厚い豚肉や厚切りベーコンなどを使いますが肉を豚こまに変えることで火が通る時間を短くして、時短になります。ザワークラウトの酸味で味付けが減塩できるのもポイントです。スパイスソルトはお好みで味見をしながら加えてください。スパイスソルトがない方は、乾燥バジルや塩胡椒などでも大丈夫です。ザワークラウトの水分は旨味がたっぷりあるので切らずに加えてくださいね。

ざっくり、時短で簡単料理、是非試してみてください！