めんどうな味噌漬けを簡単にする方法!「クリームチーズの味噌漬け」
こんにちは。サンキュ! STYLEライターで発酵食品ソムリエ&フリーアナウンサーの松本亜希子です。
日本の発酵食品の中でも代表格なものといえば、お味噌。お味噌汁や味噌ダレ、ディップとして使う以外にも手軽にできるのが味噌漬けです。
お肉、魚、野菜、何を漬けても食材に味噌の旨味がぎゅっ! と染み込んでおいしくしてくれますが、漬け込んだ材料を取り出すとき、味噌が中々取れなくてちょっとめんどくさいことありますよね。
そんな方に「あるもの」を使って面倒な作業を減らす漬け方をお伝えします!
今回はクリームチーズの味噌漬けを作りました。アレンジ料理もご紹介しますよ!
味噌漬けの便利グッズは「お茶パック」
味噌漬けで材料を包むのに代表的なのはガーゼのような布地です。肉など材料の余分な水分を吸ってくれたりと必要なものですが、家庭で味噌漬けを作るとなると、その為にガーゼを買って切って......とちょっと味噌漬けのハードルが上がってしまうのが困りどころ。
そんな作業を楽にしてくれるのが「お茶パック」!
スーパーや100円ショップで手に入り、金額も一袋100円前後、手軽に取り入れられます。MやLと各メーカー毎にサイズがあるので、漬ける材料によって大きさを選んで用意してください。クリームチーズを包むにはMサイスで十分包むことがきます。
早速クリームチーズの味噌漬けを作ろう!
早速お茶パックを使って、クリームチーズの味噌漬けを作っていきます。
お茶パックの両端、圧着されている部分をハサミで切り取って広げます。
クリームチーズをくるくる包めば、簡単に準備完了です。
味噌漬けで使う容器は漬ける材料が入る一番小さいものを使うと余分な味噌を使わなくておすすめです。容器の下に味噌を薄く塗ったらお茶パックで包んだクリームチーズを入れて両端を味噌で止めていきます。チーズの上にも味噌をたっぷり塗って全体を味噌で覆ったら出来上がり。容器の蓋をして短くて1時間ほど。濃い味が良ければ一晩程度漬け込んでください。漬け込むほど塩味が強くなるのでお好みの時間で取り出してください。
出来上がったクリームチーズの味噌漬けを取り出してみると、お茶パックのおかげでクリームチーズ本体に味噌がつくことなく漬かっています。
漬けた味噌はお味噌汁に使ったり、チーズのまろやかさが味噌にも染み込んでいるので野菜につけて食べてもおいしいですよ。
クリームチーズの味噌漬けアレンジレシピ
クリームチーズの味噌漬けはそのまま食べればお酒のおつまみに、クラッカーにのせたり、料理に使えばおかずにもぴったりです。
ここで簡単にできるアレンジレシピをチェック!
1cm角に切ったクリームチーズの味噌漬けにきゅうりや、ミョウガなどの香味野菜、キムチをざっくり切ったら、全てボウルに入れ、和えてできああがり。お手軽絶品おつまみの出来上がりです。
お好みでごま油をひと回し。風味が変わりますよ。
他には1cm角に切ってご飯と和えておにぎりもおすすめです。味噌漬けの塩っ気とチーズの風味がご飯によく合います。ぜひお試しあれ!
お茶パックを使えばコスパもよく、材料に味噌がつくこともなく簡単に味噌漬けを作ることができます。今回はクリームチーズでご紹介しましたが、野菜や肉など、好きな食材を包んで漬けてみてくださいね。
記事を書いたのは......松本亜希子
発酵食品ソムリエ&フリーアナウンサー。
野球場の場内アナウンスなどスポーツを中心にフリーアナウンサーとして活動。
冬場はほぼ毎日甘酒を飲んでいて、日々発酵食品を使った簡単レシピを考案中。
趣味は旅行で47都道府県制覇済み。