お正月あまった「なます」でベトナム・バインミー! おせちリメイクレシピ
こんにちは!サンキュ!STYLEライターで発酵食品ソムリエ&フリーアナウンサーの松本亜希子です。
お正月も終わり生活も通常モードに戻るこの頃。今年も毎食余ったおせち料理、テーブルに並んでいませんか? 「毎年同じものが余る」なんてご家庭もあるはずです。わが家では作りすぎた紅白なますがあまりがちです。
そんな余ったおせち料理をおいしくリメイクして消費しましょう! ズボラさんでもできる簡単なアバウトレシピをご紹介します。
紅白なますはベトナム・バインミーにリメイク!
紅白の水引を大根と人参でイメージした紅白なますは、平和を願う縁起物として昔からおせち料理として親しまれてきました。砂糖とお酢を使っているので、大掃除の疲労回復や腸内環境改善にも効果的といわれています。
バインミーとはフランスパンにパテや肉、野菜、そしてパクチーを挟んで食べるベトナムのサンドウィッチです。大きな口を開けて食べるほどボリューム満点! ベトナムではお店によって挟む具材が違うそうです。最近では日本でも専門店を見かけるようになりました。本場のバインミーにもなますのような大根と人参の甘酢漬けが入っているので、紅白なますのリメイクにはぴったり!
簡単バインミーの作り方!
材料※フランスパン1本分
フランスパン1本
紅白なます
パクチー1束(なければチューブのパクチーで代用可)
●鶏肉(ムネ・モモはお好みで)
●豚肉
●ハム
●サラダチキン
(●印の肉類はお好みのものを一つ用意して使ってください)
フライドオニオン 適量
バター 大さじ2
ピーナッツバター 大さじ2
スイートチリソース 大さじ3
ナンプラー 小さじ1/2
(ナンプラーがなければ醤油にレモン汁を少し混ぜると代用できます。)
作り方
1.
鶏肉と豚肉を挟む場合はレンジで、200〜300wで2分を2〜3回火が通るまでレンジにかけます。(※高いワット数で一度にレンジにかけると肉が破裂してしまうので気をつけてください)
2
フランスパンをお好みのサイズに切ってトースターで軽く焼きます。(ガッツリ食べたい人は三等分くらいがオススメです)
焼けたら片面にバター、反対側にピーナッツバターを塗ります。油分を塗ることで食材の水分がパンに染みるのを防ぎます。
ピーナツバターは本場バインミーのレバーパテの代用として使います。ピーナッツはアジア料理によく使われるのでエスニック感を強めてくれます。
パクチーチューブを使う場合はバターの上に重ねて塗ります。
3
スイートチリソースにナンプラーを入れて混ぜます。
4
パンに材料を挟んでいきます。パクチー、肉、フライドオニオン、スイートチリソースの順にのせていき、紅白なますをたっぷりのせます。
なますは水気をよく切ってください。フライドオニオンを挟むことで余分な水分を吸ってくれます。ボリューム満点のバインミーのできあがりです。
食べづらければクッキングシートやラップに包むと食べやすくなります。
和のおせち料理がアジア料理に大変身! 紅白なますを大量消費できます。さっぱり食べられるので朝食やランチにもオススメです。是非試してみてくださいね。
記事を書いたのは......松本亜希子
発酵食品ソムリエ&フリーアナウンサー。
野球場の場内アナウンスなどスポーツを中心にフリーアナウンサーとして活動。
冬場はほぼ毎日甘酒を飲んでいて、日々発酵食品を使った簡単レシピを考案中。
趣味は旅行で47都道府県制覇済み。