【15分ごはん】めんどくさい日のパパッとパスタ! かんずりのペペロンチーノ

2022/01/28
  • 発酵食品ソムリエ&フリーアナウンサー、野球のスタジアムMC。酒粕をはじめとする発酵食品が大好きです。 もっと見る>>

こんにちは!サンキュ!STYLEライターで発酵食品ソムリエ&フリーアナウンサーの松本亜希子です。
発酵食品を食事に簡単に取り入れるレシピをご紹介します。
今回レシピに使う調味料は「かんずり」
新潟ではポピュラーな調味料です。

その「かんずり」を使ったレシピ! ご飯を作るのがめんどくさい日におすすめ、
簡単にできて、手をかけたように見える?! ペペロンチーノを紹介します。

まず、「かんずり」って何?

かんずりは新潟県・妙高市生まれの発酵調味料。
雪にさらした唐辛子・糀・柚子・塩をすって混ぜ3年程熟成させたものです。
九州地方でポピュラーな柚子胡椒と似ていますね。3年も熟成させているからか、辛さは見た目よりもマイルドです。
うどん・そば・鍋などの薬味や、焼鳥・焼き肉のタレに、料理の隠し味に、何にでも使えて便利な調味料なんです!
昔は各家庭で手作りしていたそうですよ。

かんずりのペペロンチーノを15分で作ろう!

子育て中の方や共働きのみなさんをはじめ、家事をしていると「今日ごはん作るのちょっとめんどくさい」て日ありますよね。少なくとも私は月に何回かあります。
そんな日におすすめ、15分で作る「かんずりのペペロンチーノ」レシピをご紹介!

材料 ※2人分

パスタ 200g (今回は9分茹でるタイプのものを使用)
しめじ 1/2房
長ネギ 1/3本
にんにく 一欠片 (ガーリックチップでも可)
かんずり 小さじ1
塩コショウ 少々
オリーブオイル 適量

作り方

1.お湯を沸かす!

フライパンでお湯を沸かす。ポイントはフライパンに入れる水はお湯にすること。
少しでも早く沸かすために、熱々でなくていいので蛇口からお湯を出しましょう。
強火で、塩をひとつまみ入れるのも忘れずに。

【15分タイマースタート!】

2.パスタは設定時間よりも早めにあげる

お湯が沸いたら、パスタを投入し、5分のタイマーをかける。
今回は9分の茹で時間パスタを使いました。茹で時間の半分くらいでお湯から上げるのがポイントです。

【残り11分】

3.茹でている間に準備を完了

パスタを茹でている間に具材を切ります。
にんにくは粗みじん切り、長ネギは斜め切り、しめじは石づきを切って手で房をほぐします。

余裕があれば盛り付け用のお皿を用意しておきましょう。

【残り6分】

4.オリーブオイルで離れ離れに

パスタを茹でて5分経ったらお湯から上げ、ボウルなどに移して、オリーブオイルをひと回し。
よくなじませましょう。オリーブオイルをパスタにまとわせて、麺同士がくっつくのを防ぎます。
茹で汁は捨てずに、お玉1杯分ほど残しておきます。

【残り5分】

5.ここからが時間と勝負!

フライパンの水分をサッと取って強火にかけ、オリーブオイルをひと回し。
温まったらにんにくを入れて炒めます。
にんにくの香りが立ってきたら他の具材を投入して炒めます。

【残り3分】

6.茹で汁でなじませる

具材に軽く火が通ったら、お玉一杯分の茹で汁を入れ、かんずりを入れて溶かします。
溶けたらパスタを投入。炒めながら水分をパスタに吸わせていきます。

【残り1分】

7.後は盛り付けるだけ

パスタに水分が馴染んだら塩コショウで味を整えて盛り付けてできあがり!

【残り0分】

かんずりを茹で汁に溶かしてなじませるので、通常のペペロンチーノのようににんにくや唐辛子を焦がす失敗がなく作れます。
また、パスタの茹で時間を早めてフライパンで最後に熱を通すので麺が伸びずに、食べる頃にちょうどいい茹で具合に仕上がるんです。
かんずりにも塩分が含まれているので塩コショウは整える程度でも大丈夫、韓国のりを崩してふりかけてもおいしいですよ!
簡単に作れる「かんずりのペペロンチーノ」是非お試しください!

記事を書いたのは......松本亜希子
発酵食品ソムリエ&フリーアナウンサー。
野球場の場内アナウンスなどスポーツを中心にフリーアナウンサーとして活動。
冬場はほぼ毎日甘酒を飲んでいて、日々発酵食品を使った簡単レシピを考案中。
趣味は旅行で47都道府県制覇済み。

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