【知っておきたい！病気とお金】病気になったときに貰えるお金

現役で医療ソーシャルワーカーとして勤務するYOuです。
社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士の国家資格を持っています。
延べ1,000人以上から医療福祉相談にのってきた実績と経験から
【病気になったときにもらえるお金】についてお話ししようと思います。

病気や怪我で働けなくなった＝お金をどうする！？

病気や怪我で万が一働けなくなったとき
一番不安なのは【お金をどうするか】これではないでしょうか。
実際に現場で働いてる中で、所謂働き盛りの世代の方々のご相談にも承ります。
その中で多いのはやはり
●収入をどうしよう
●仕事に復帰できるのか
この2点が大きなポイントになってきます。

恥ずかしい表情の女性、白いスタジオショットの背景 — RRice1981/gettyimages

傷病手当金ってご存知ですか？

社会保険に加入されている方に限定されてしまいますが
病気や怪我で万が一、働けなくなったとき
傷病手当金の申請が可能です。
傷病手当金は、病気休業中に、本人とその家族の生活を保障するために設けられた制度です。
本人が病気やケガのために会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給されます。
条件は細かくありますが、簡単にいうと
①病気や怪我による休みであること
②病気や怪我ですぐには働けない
③病気や怪我の療養のため仕事を休んだ日から連続して3日間（待期）の後、4日目以降の仕事に就けない
④休んでる間に給料が入らないこと
が条件になります。
※待期には、有給休暇、土日・祝日等の公休日も含まれるため給与の支払いがあったかどうかは関係ありません。