【知っておきたい!病気とお金】指定難病って意外と身近!?わかったら申請するもの
現役で医療ソーシャルワーカーとして勤務するYOuです。
社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士の国家資格を持っています。
延べ1,000人以上から医療福祉相談にのってきた実績と経験から、今回は【知っておきたい!病気とお金】指定難病って意外と身近!?わかったら申請するものについてお話ししようと思います。
指定難病って?
難病とは、治療方法が確立しておらず、長期の療養を必要とすることで、本人に大きな経済的負担を強います。
その中でも国が「難病の患者に対する医療等に関する法律」に定められる基準に基づいて医療費助成制度の対象としている難病を「指定難病」と呼びます。
指定難病ってどんなものがあるの?
現在国では、338疾患を指定難病として指定しております。
若い方でも多いのは、潰瘍性大腸炎などが挙げられます。
年齢を重ねた方では、パーキンソン病と診断される方もいらっしゃるかもしれませんが、パーキンソン病も指定難病の一つです。
医療費ってどのくらいかかるの?
非常に簡単に記載すると、月額の指定難病に対する医療費の自己負担が下記のようになります。
非課税世帯の方‥2,500円もしくは5,000円
一般所得の方‥10,000円もしくは20,000円
上位所得の方‥30,000円
※細かい課税状況による階層区分は、申請時に窓口でご相談ください。
まずは是非とも知ることから
病気に関する制度は、自分自身や身の回りで経験すること以外では、あまり知られないもの。
しかしこのような制度があること知っていることで、時に自分自身や身の回りの人を守ることもできます。
是非とも一知識として、覚えておいて頂けると嬉しいです。
この記事を書いたのは・・YOu
現役で医療ソーシャルワーカーとして勤務するフルタイムワーママ。4歳と2歳の子育て中。
延べ1,000人以上の医療福祉相談実績あり。
医療や介護に加え、マイホーム購入や時短からフルタイムへ転職、日々の節約や作り置きなど、幅広く情報発信しています☺︎