ズボラは老後に困る!?高齢になってモヤっとしないための注意ポイント

2024/01/19
  • 時短研究家ママ。2歳・4歳の男の子を9割ワンオペで子育て中。ママのモヤっとを時短するアイデアを提案。 もっと見る>>

ママのモヤっとする時間を短縮!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。

最近は「ズボラでもできる!」といったワードが流行っていますが、日常生活で「めんどくさい思考」が増えているなら高齢になったときにモヤっとすることが増えてしまうかもしれないので要注意です。

「めんどくさい」が口グセになると危険!

本人がめんどくさいと感じること、ズボラであることは全く問題ないと思いますが、あまり行き過ぎると「他人も自分と同じようにめんどくさい、嫌に違いない」という思考になってしまいます。

私が同居する85歳の義母は、よく私に「夕食作るのめんどくさいでしょ?もっと手抜きしていいんだからね」というように、料理や洗濯、買い物など日常的な動作のほとんどに「めんどくさいでしょ?」と尋ねます。

1つ例を挙げれば、義母だったらお惣菜を買ってくるという場面で、私が家で揚げ物をするなどです。

義母自身が「私だったらめんどくさい、嫌だ」と思うことを私がやっているので「わざわざやらなくていいのに」
「気を遣わせている」という気持ちになるようです。

高齢になるとしてもらうことが増える

もちろん私を気遣ってくれる気持ちはありがたいのですが、私がやりたいからやっていることやストレスを感じることもなく日常の当たり前にこなしている動作に対して言われることが多いので困惑することも。

高齢になって身体が不自由になれば、人にしてあげることよりも、人にしてもらうことが増えるのが当たり前。

そうなったときに「他人も自分と同じようにめんどくさい、嫌に違いない」という思考だと、周りが当たり前にしていることや善意のサポートを素直に受け取れなくなってしまうので注意が必要です。

なんでも全部めんどくさい!?

「めんどくさい思考」が行き過ぎると認知症のリスクが上がります。

例えばお風呂に入るのもめんどくさい、外出するのもめんどくさいなど、身体を動かす機会やおしゃべりする機会が減れば、当然脳への刺激が少なくなるので、その結果、認知症のリスクが上がってしまうのです。

若いうちは「めんどくさい」と感じていても必要に迫られて行動できますが、高齢になって仕事も辞めて子どもも手を離れれば、必要性がないので「めんどくさい思考」が強いと行動が減ってしまいます。

将来子どもに迷惑をかけたくない、認知症にはなりたくないと感じているなら、今のうちからズボラは程々にしておくのがいいのかもしれません。

「めんどくさい」を消していこう

まずは簡単に「めんどくさい」と言う言葉を使わない!と決めるのも1つですが、この冬の読書の1冊として「めんどくさいが消える脳の使い方」を読むのもおすすめです。あらゆる「めんどくさい」にどう対処すればいいのか科学的根拠を元に教えてくれる面白い1冊ですよ。

「めんどくさい」と思わないと言うと意識高そうな感じがしますが、私の中では「今よりもラクで今よりも楽しく」するために「めんどくさい」を減らすイメージです。

「めんどくさい」が減れば、普段の生活のお悩みは減りますし、今回紹介したような高齢になったときのモヤっとを未然に防げます。「めんどくさい」と思うことが増えてきたら注意してくださいね!

◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
プチプラ活用・デジタル活用・マルチタスク術など……ママのモヤっとする時間を短縮する問題解決のアイデアを提案|2歳4歳やんちゃ男子の母、義母と同居中|FP2級&終活ライフコーディネーター。

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