「YouTubeのショート動画を見せたくない!」簡単にできる子ども向けの対策

2024/03/20
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ママのモヤっとする時間を短縮!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。

最近の子どもたちは、スマートフォンやタブレットを使って、YouTubeを楽しんだり学ぶことが増えていますが、YouTubeショートのような短い動画など、不適切なコンテンツの排除に手がかかってモヤっとしていませんか?

そこで今回は、子どもが不適切なコンテンツやYouTubeショート動画をできるだけ排除して、賢くデジタルコンテンツを楽しめるようにする簡単な対策をご紹介します。

【その1】「YouTube Kids」で視聴する

子ども向けで最も簡単な対策は「YouTube Kids」で視聴することです。

「YouTube Kids」は、主に12歳以下の子ども向けのコンテンツを提供するプラットフォーム。数あるYouTube動画の中から子ども向けの「楽しくて教育的なコンテンツ」が厳選されています。

親が使用時間を制限したり、視聴可能なコンテンツを管理できる機能があり、親が許可したチャンネルだけを見せることも可能です。

ただし、親が動画の精査をしなくても安全性の高い動画を視聴できるという点では便利ですが、子ども向けではないものの、子どもの好奇心や発達によって見せたい動画が除外されてしまうこともあります。

【その2】YouTubeの「制限付きモード」を有効にする

2つ目の対策は、YouTubeの「制限付きモード」を有効にする方法です。

YouTubeの標準版を使用する場合に、不適切な内容や成人向けの動画をフィルタリングするオプションです。学校や図書館などの公共の場所に設置されたパソコンによく設定されています。

子どもにとって好ましくない動画を全て排除することはできませんが、不適切とみなされる動画やコメントが非表示になり、親の管理の手間をグッと減らせますよ。

設定方法

・YouTubeアプリ:「設定」>「全般」から「制限付きモード」をオンにします。
・YouTubeモバイルサイト:「設定」>「アカウント」から「制限付きモード」をオンにします。

【その3】iPad&iPhoneで「アクセシビリティ」を活用

3つ目の子ども向け対策はiPadやiPhoneなどiOS端末に限定されますが、「アクセシビリティ」という機能を活用する方法です。

YouTubeの標準版では、ショート動画を完全に非表示にする手段はないので「ショート動画を見せたくない!」と考えている親御さんにおすすめです。

「画面の指定したエリアだけタップしても操作が無効にする」という設定ができますから、これを活用してYouTubeアプリの下部に表示されたメニューの中で「ショート」だけをタップ無効にします。

設定方法

1. iOS端末の「設定」>「一般」>「アクセシビリティ」>「アクセスガイド」を開きます。
2. アクセスガイドを「オン」にし、ショートカットを「オン」にします。
3. YouTubeの画面を開き、サイドボタンを素早く3回押してアクセスガイドの設定画面に進みます。
4. 無効にしたい画面上の領域を円で囲みます(今回は「ショート」の部分)。後から範囲の調整が可能です。
5. 右上の「開始」を押し、パスコードを設定して完了します。

これで指定した部分がグレーになり、タップしても操作が無効になります。アクセスガイドを終了する時も、サイドボタンを3回クリックしてパスコードを入力すればOKです。

YouTube以外のアプリでも同じように設定できるため、管理がしやすくなりますよ。

最後に

動画コンテンツの視聴による子どもへのネガティブな影響を防ぐには、親が積極的に関わることが必要不可欠ですが、今回紹介したような簡単な対策を取るだけでも、ショート動画や不適切なコンテンツを大幅に減らせます。

動画コンテンツの視聴は、子どもの「語彙の獲得・言語理解の促進・聴解能力の向上」といったポジティブな影響を与えるという研究結果もあります。

デジタルメディアと上手に付き合うことで、子どもへのポジティブな影響を最大化し、モヤっとする悩みの種を減らしてくださいね!

◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
プチプラ活用・デジタル活用・マルチタスク術など……ママのモヤっとする時間を短縮する問題解決のアイデアを提案|2歳4歳やんちゃ男子の母、義母と同居中|FP2級&終活ライフコーディネーター。

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