「どうしよう!お米がない!」コメ不足の中でも役立つ2つのモヤっと解決アイデア

2024/08/29
  • 時短研究家ママ。2歳・4歳の男の子を9割ワンオペで子育て中。ママのモヤっとを時短するアイデアを提案。 もっと見る>>

暮らしのモヤっとする時間を短縮!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。

全国的なコメ不足が続いていて、SNSでも「どこに行ってもお米がない!」という声が増えていますね。特に育ち盛りの子どもがいる家庭では、この状況にモヤっとしてしまうことも多いのではないでしょうか。

不安な状況とはいえ、コメを買い占めるのは、他の家庭にも影響を与えてしまうので、避けたいところです。

そこで今回は、コメ不足でモヤっとしないための情報整理と、時短研究家ママとしておすすめするモヤっと解決アイデアを2つご紹介します。

そもそも、なんでコメ不足が起こったの?

まず、なぜ今コメが手に入りにくくなっているのか、その背景を確認すると少しはモヤっと解消できるかもしれません。今年のコメ不足には、いくつかの要因が絡んでいます。

まず1つは、例年9月になると新米が出回るため、8月は在庫が少なくなる傾向にあることです。これは毎年のことで、驚くことではありませんが、2023年の不作も加わり、今年は特にお米の供給が厳しくなっています。

他にも、最近の南海トラフ地震臨時情報の影響もあります。この情報に触発されて、防災意識が高まり、急いで備蓄米を買い求める人が増えた結果、米不足がさらに深刻化。他にもパンや麺類の価格高騰による米の需要増加、インバウンド消費によるものなど、さまざまな要因が重なり、今のコメ不足に繋がっているようです。

8月2日付けの坂本農林水産大臣記者会見では、「現時点で主食用米の全体需給としては、ひっ迫している状況ではない。収穫の早い産地は、今月には新米が出回り始め、9月からは主産地の出荷も始まる。安心していただき、普段どおりにコメを買い求めていただきたい」と呼びかけていましたから、冷静に対応していくことが大切ですね。

コメ不足のモヤっと解決アイデア1:防災訓練を兼ねて備蓄食を楽しむ

コメ不足でただモヤっとしているのではなく、ポジティブに捉えてみるのも1つです。ちょうど9月は防災月間。これを機会に、防災訓練の一環として備蓄食を楽しんでみるのはどうでしょうか。

例えば、賞味期限が2年以内のレトルトご飯やカップご飯を使って、普段の食事に取り入れてみる。実際に食べてみることで、「これ、家族みんなの口に合わない!」といったことも確認でき、新しい備蓄食の選び直しにもつながります。備蓄の入れ替えができるうえに、家族全員が防災について考える良い機会になりますよ。

さらに、普段使わない非常食をアレンジしてみるのも楽しそうです。例えば、レトルトご飯を使ったカレーリゾットや、缶詰のサバを使った混ぜご飯など、ちょっとした工夫で非常食も美味しくなります。米不足を防災意識の向上と、新しい食の発見のチャンスと捉えることで、モヤっと感も解消できます。

米不足のモヤっと解決アイデア2:お米を控えてダイエットを始める

もう一つのアイデアは、この機会にダイエットを始めることです。白米は美味しいですが、カロリーが高めなのも事実。特に夜はお米を控えて、低カロリーで炭水化物が摂れる食品に置き換えるのが効果的です。

例えば、オートミールは食物繊維が豊富ですし、さつまいもはビタミンCや食物繊維がたっぷりで、美肌効果も期待できます。これらを活用して、夜のお米を控えるだけでも、朝の体調が良くなり、お通じがスムーズになるなど、体に嬉しい変化が現れるかもしれません。

白米がやっぱり食べたい!という人は、もち麦を混ぜたり、さつまいもご飯などで白米の量を抑えつつ、かさ増しするのもいいですね。こうすれば自然にカロリーを抑えながら、栄養もしっかり摂れますよ。

最後に

コメ不足に直面すると不安になりますが、正しい情報を持ち、視点を変えることで、モヤっとする時間を減らせます。今回ご紹介したアイデアを参考に、コメ不足の時期を前向きに、冷静に乗り切っていきましょうね!

◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
プチプラ活用・デジタル活用・マルチタスク術など……暮らしの「モヤっとする時間」だけを短縮する問題解決のアイデアを提案|育児と介護のダブルケア◎3歳4歳やんちゃ男子の母、80代義母と同居中|FP2級&終活ライフコーディネーター。

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