【モヤっと解決】子どもの寝るまでの時間を縮めるのに重要なこと
ママのモヤっとを「時短」!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。
暑い日が続くと、いつにも増して子どもの寝つきが悪くてモヤっとしていませんか?
今回は、暑がりな息子がいるわが家で実践する「寝かしつけの時短」をご紹介します。
寝る前には体温を下げるべし
子どもの「眠さ」を判断するとき、手足が温かくなっているかどうかをチェックすることがありますよね。
そもそも、なぜ眠くなると手足が温かくなるのか。それは手足から熱を放散することで体の内部の温度を低下させて、眠りに入る体勢をつくっているからです。
人はより深い眠りで身体や脳を休めているとき、いわゆるノンレム睡眠のときに身体の内部の温度がより低下していると言われますから、寝るときに体温を下げることはやはり重要なことだと言えます。
また「就寝の1〜2時間前の入浴」は寝つきを良くする方法の1つと言われますが、入浴してすぐ就寝となると体温が上昇したままになるので、逆に寝つきが悪くなってしまいますから、ここが仕事をするママの悩みどころでですよね。
子どもの体温を下げる方法はこれ
わが家もワンオペ育児のときは特に、就寝と入浴の時間を空けることができませんから、これを補うために実践することが2つあります。
まず1つ目はエアコン。エアコンは、就寝の1時間前からかけて部屋全体が冷えた状態を作っておきます。
うっかりエアコンをかけ忘れてしまうと、これだけで30分ほど就寝時間がズレます。絶対に忘れないためにエアコン機能の「入タイマー」や、スマホやアレクサから家電をコントロールする「スマートリモコン」を活用するのがおすすめです。
そして、もう1つ重要なのが「冷却まくら」です。わが家では夏場は毎晩使っています。
頭を冷やすことは、体の内部温度を下げるのに効果的ですから「冷却まくら」がぴったりです。暑がりで汗っかきな長男は「冷却まくら」がないとやはり、寝るまでに時間がかかります。
体温を下げたいけど「冷え性」はNG
ちなみに大人の場合、冷え性で手足が冷たいという人も多くいると思います。
一見すると、眠るときに内部体温が低いほうがいいなら、手足が冷たいことは大きな影響がなさそうに感じますが、実はこれはNG。冷たいこと自体が重要なわけではないのです。
寝るときに重要なのは体温の振り幅。一旦は体温を上昇させて、そこから体温が下がる時の幅が大きいほど眠りを促進してくれ、深い眠りに繋がって身体や脳を休めることができるのです。
なので、普段からずっと体温の振り幅がなく一定に冷えている状態では、寝つきの良さや質の良い眠りに繋がりませんから、暑くなりすぎないためにお風呂をやめるよりも、足湯でも良いから身体を温めることが大事と言えそうです。
睡眠が崩れると大人も子どもも疲れやストレスが溜まってモヤっとする要因が増えてしまいます。子どもの寝つきが「冷却まくら」のようなアイテム1つで改善するかもしれませんから、暑い日の寝かしつけに困ったら、是非一度お試しくださいね。
◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
「時間がない!」を解決する子育てママの時短術|9割ワンオペで年子男子の育児・家事をしながら、同居する義母のお世話もするワーママの私が「ムダな時間を1秒でも減らす時短アイデア」を発信。FP2級&終活ライフコーディネーター。