【体験談】時短のつもりが逆効果!失敗したキッチン周り3つの作戦

2023/07/15
  • 時短研究家ママ。2歳・4歳の男の子を9割ワンオペで子育て中。ママのモヤっとを時短するアイデアを提案。 もっと見る>>

ママのモヤっとを時短!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。

日々効率を追い求めている時短研究家ママの私も、時短のためにやっていたのに失敗だったことが多いのがキッチン周りの作戦です。今回はそんな失敗事例を3つ紹介します。

失敗①食器洗いはまとめてやる作戦

「同じ作業はまとめて行う」というのは一見すると効率が良く時短できそうに感じますが、食器洗いに関しては失敗でした。

洗い物を貯めれば貯めただけ、その洗い物にかかる時間そのものは大した短縮にはなっていないと気づいたからです。

そればかりか、「汚れが落ちにくい」「匂いが気になる」「コバエが心配」「山積みの食器にモチベーションが下がる」といった、モヤっとしてしまうことが続出!

子供が1歳になる頃までは本当に時間的な余裕がなく、やむを得ず「まとめてやる」を選択していたものの、慣れてしまうとそれが効率よく感じてしまっていましたが、結局はその都度食器を洗うことに。

気持ちとしては「時短」のつもりでも、ただの「後回し」になっていないかは客観的に見る必要があると感じた失敗でした。

失敗②食器洗い乾燥機は「収納」を兼ねる作戦

これも食器洗いに関するものですが、いつも決まっている食器類を食器洗い乾燥機で洗ったらそのまま使うほうが時短ではないかと考えて、「収納」の1工程を省くという作戦をしたことがありますが、これも失敗でした。

食器洗い乾燥機が空にならないことが洗い物のハードルを高くする1つの原因になっていると気づいたからです。

「食器洗い乾燥機を空にする」と「食器を入れる」をセットで考えるから心理的な負担が大きいと感じたので、作業を分割。

「夜寝る前に食器洗浄機からとりあえず出す」と「朝子供が起きる前に食器棚に片付ける」と「登園前に食器洗浄機に入れる」というように時間と作業を分けることでモヤっとは解消されました。

状況によっては「工程を省く」ことよりも「1つの工程を分割して小さくする」ことのほうがモヤっとした気持ちの時短になると学んだ失敗でした。

失敗③コンロ周りの掃除は半年に1回作戦

コンロ周りの掃除が苦手だった私は時期を明確に決めればできるんじゃないかと「半年に1回」ルールを決めて時短しようと試みましたが、これも失敗でした。

確かにルール化したことで「やらない」を防ぐことはできたものの、油汚れを落とす時のモヤっとした気持ちが無くなることはなかったからです。

そうするとそもそも油汚れと対峙する時間を短くしたほうが良いんじゃないかと考えて、汚れを最小限に抑えるために毎日拭き取りするほうが良い!という結論に至りました。

そして毎日の掃除しようとした時にハードルを上げている厄介な存在は「五徳」だと気づき、SNSで見た五徳の吊り下げにトライ。夜は五徳も全て吊り下げて、拭き取りを行うことにしたら、ほぼ毎日拭き掃除ができるようになりました。

ママが今できる最善を尽くのが一番の「時短」

もちろん、これはわが家の場合に限った話です。ご家庭によって生活リズムや住環境も違いますし、個人の感覚も異なりますから、これが最善だということではありません。

それにこの話を聞いて「そんな当たり前のこと分からず失敗して・・・」と思った人もいるかもしれません。ただ、これがママの実態でもあると思います。

日々やるべきことに追われて気持ちにゆとりがないと「俯瞰でモノを見る」ということができず、よく考えれば簡単な問題をクリアすることが難しくなってしまうんですよね。

だからこそ、まずはママ自身がモヤっとすることが何なのかを日々考えて、時短になるかな?と思うことにトライしていくことが大事。

時に失敗しますがそれもまた人生の醍醐味!大忙しのママ業を笑顔で乗り越えられるように、トライ&エラーをしながら、モヤっとする時間を短縮していきましょうね。

◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
「時間がない!」を解決する子育てママの時短術|9割ワンオペで年子男子の育児・家事をしながら、同居する義母の介護もするワーママの私が「ムダな時間を1秒でも減らす時短アイデア」を発信。FP2級&終活ライフコーディネーター。

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