【風邪の薬膳ケア】簡単でおいしい!咳が出る時の薬膳ドリンクレシピ3選
- 知って活用、暮らしに溶け込む健康づくりをモットーに東洋医学のセルフケアの知恵を取り入れやすく続けやすいように発信します。看護師・薬膳師・などの資格をもつ令和元年生まれの坊やのママです もっと見る>>
看護師で薬膳師の薬膳ナースけいこです。
咳が出るとそれだけで体力が奪われて辛いですよね。そんな時は「冷蔵庫にあるものでパパッと」簡単で美味しくて楽になる、薬膳ドリンクがおススメです。
今回は「咳を和らげる薬膳ドリンクのレシピ3選」をお伝えします。
咳ケアレシピ1 はちみつ大根
【作り方】
①1㎝角に切った大根100gを煮沸した広口ビンに入れる
②大根が隠れる程度のはちみつを入れる
③2時間~半日たって、大根のエキスが染み出てきたら大根を取り出す
※1歳未満のお子さんは、はちみつがNGのため麦芽あめで代用しましょう。
【使い方】
ティースプーン1~2杯を1日2~3回飲む。
紅茶やヨーグルトに入れると飲みやすいです。
取り出した大根は食べても美味しいですよ。
【薬膳解説】
大根は、口の渇きを癒したり、痰の多い咳を和らげます。
はちみつは、肺を潤して痰を出やすくしつつ、咳を和らげます。
咳ケアレシピ2 れんこんスープ
【作り方】
①鍋にみじん切りにした玉ねぎ1/4を入れてバターで炒める
②れんこん200gをすりおろす
③水400㏄(豆乳などでもOK)を加えてコンソメやだしなどお好みで味付けをしてとろみがつくまでコトコト煮る
【薬膳解説】
れんこんは、肺の熱を冷まして潤す効果があり、古くから咳や痰の症状に使用されてきました。
特に、節が効果が高いといわれています。
れんこんパウダーやれんこん節パウダーが市販されており、飲み物に溶かしたり、ふりかけに混ぜたりして簡単便利に使えるため常備しておくと便利です。
咳ケアレシピ3 なしジュース
【作り方】
①なし1/2個をすりおろす
②炭酸水やお好みのミルク類(アーモンドミルクやオーツミルクなど)100㏄と混ぜる
お好みでレモンやはちみつを入れてもよいです。
【薬膳解説】
なしは肺や口の渇きを癒して咳や痰を和らげるとともに体の余分な熱を取るため、発熱を伴う際におススメです。
体の熱を冷ます作用が気になる場合は、体を温めるシナモンパウダーをトッピングするとバランスが取れますよ。
ホットで飲んでも美味しいです。
食材の力を活用して、薬を飲む前に、または薬と併用してできる薬膳の知恵を使ったホームケア。風邪が気になる季節に健康管理のひとつとして役立ててみませんか?
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