【セルフ健康チェック】看護師が教えるトイレに行ったついでにできるバテないためのチェック&対処
- 知って活用、暮らしに溶け込む健康づくりをモットーに東洋医学のセルフケアの知恵を取り入れやすく続けやすいように発信します。看護師・薬膳師・などの資格をもつ令和元年生まれの坊やのママです もっと見る>>
看護師の薬膳ナースけいこです。
みなさん、毎日定期的にトイレに行きますよね。
この「定期的に行く」という特性を利用して自分で健康チェックができるんです。
誰でも今日から簡単にできるのでお伝えしますね。
トイレで衣類を下ろしたついでだから触りやすい部位で健康チェック
トイレで衣類を下ろしたついでだから触りやすい【お腹】を触ってみてください
胃のあたりと下腹部に手を置きます
冷たくないですか?
この時セルフ健康チェックするのは
【お腹の冷え】です
これから暑くなるのに冷えをチェックするのは季節外れのように思うかもしれませんが、実は暑い季節もお腹は冷えやすいんです。
暑い季節でも冷える原因は?
暑い季節でもお腹が冷えてしまう原因の代表的なものは
・空調など外気の冷え
・暑さのため冷たい飲食物を食べがち
・ストレスや緊張
・胃腸や婦人科に関連した部位が弱っている
などが挙げられます
お腹が冷えると内臓の血流が悪くなり、働きが低下してしまいます
疲れやすくなったり、下痢をしたり、生理痛をおこしたりと不快な症状の原因になりますので、こまめにチェックして対処することで不調を予防しましょう。
冷えている部位別の対処方法
胃の周辺が冷えている場合は、冷たい飲食物の食べ過ぎで胃が弱っていることやストレスが影響していることが考えられます。
できるだけ温かいものを摂るように心がけるか、暑くて難しければ常温のものにするなど工夫してみましょう。
また、ストレスケアも大切です。
下腹部が冷えている場合は、血液のめぐりが悪いことや婦人科的な原因が考えられます。
座りっぱなしなど長時間同一体位でいることを防いだり、運動をしてみると良いでしょう。
また、何か婦人科に関連した自覚症状が続いている場合は、受診するなどプロの力を頼ってみましょう。
ちなみに、おへその周りにはお腹を温めるツボが点在しています。
冷えに気づいたら温かい手でおへその周囲をさするのも効果的です。
梅雨や夏をすこやかに過ごすために
お腹の冷えは、梅雨バテや夏バテの大きな原因のひとつ。
こまめな健康チェックと対策で、梅雨も夏もすこやかな体で楽しみましょう。
〇この記事を書いたのは…薬膳ナースけいこ
薬膳師/看護師/経絡ヨガ指導者/薬膳茶エバンジェリスト
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家事の合間など暮らしの中でできる健康づくりでコツコツ健康貯金しましょう