暑くて何を作るか浮かばない!バランスよく食べられる献立のコツ

2024/06/15
  • 証券会社、編プロ・出版社、惣菜店経営、料理教室講師を経て、ライター。食べたいものはなんでも手作りがモットー。Instagramでは基本調味料で野菜の美味しさを引き出すわっぱ弁当&おうちごはんを投稿。もっと見る>>

毎日の献立作りに悩んでいませんか?

一汁三菜が理想と言われていますが、忙しい日々、品数をたくさん作るのは大変ですよね。
暑さが厳しい中、何を作るか浮かばずに、「誰か決めて!」と思うこともしばしばではないでしょうか?

家族に手抜きがバレず、暑いときにもなんとかつくれる献立づくりのコツをお伝えします。

食べたいものを作る

暑くてやる気が出ない時、モチベーションをあげるために、自分や家族が食べたいものを作るのが一番おススメです。

作りたくないものを作っても、おいしく仕上がるわけありません。
とはいえ、家族に「食べたいものある?」と聞いても、「なんでもいい!」。
欲しい答えが返ってくることは少ないですよね。

我が家は、まず私が食べたいものをメモしておき、
家族から「食べたいなぁ。」の声を聞いたら、すかさず一緒にメモしておきます。

忙しい時や材料がない時は作れないので、できる時に作る。
忘れた頃に作ることもしばしばですが、食べたいものを作って食べるのが一番ですね。

献立組み合わせのコツ

食べたいものが浮かばない時は、とりあえず主菜と副菜、もしくは主菜と汁物、2品を考えましょう。

例えば、主菜と副菜を作ることにした時、次の組み合わせを考えると、バランスよくなりますよ。

●味の濃淡
主菜がご飯が進む味つけなら、副菜は薄味にするなどのバランスを考えます。
●彩り
赤・黄色・緑のうち、2色はあると見た目も満足できます。
●調理時間
主菜に時間がかかるなら、副菜は時短料理を選びます。
●素材の数
主菜の素材が少ないなら、副菜は具だくさんにします。
●栄養バランス
主菜でたんぱく質やビタミン・ミネラルなどが不足しそうなら、副菜でプラス。

一品完結お助けメニュー

2品思い浮かべるのが難しい場合は、一品完結メニューに頼りましょう。

主食をご飯にする場合は、上におかずをのせるどんぶりものや、カレー、シチュー、ハヤシライスなど。

主食に麺を選ぶ時には、冷やし中華、具沢山ラーメン、焼きそば、ナポリタンなど。

パンの時には、サンドウィッチや、オープンサンド、ハンバーガーなど。

いずれも、炭水化物に偏らないよう、たんぱく質やビタミン・ミネラルなどを含む食材を組み合わせましょう。



暑い中、毎日食事を作るのは、本当に大変ですよね。

献立作りのコツをご紹介しましたが、あまりにも暑くてやる気が出ない時には、栄養バランスなどを考えずに食べたいものを作るだけでも立派です!

毎日「何食べよう……。」と悩まずに、ぜひ楽しんで作ってくださいね。

※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。

記事を書いたのは…越野美樹。野菜のおいしい食べ方を伝授する、調理師。ワンオペ・フルタイムでも作れる簡単・時短の野菜料理が得意。講談社コクリコ、ケノコト、ポラン宅配、Nadiaなどでレシピ提供やコラム執筆をしています。

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