【レシピあり】朝1品、10分で作るだけ! 野菜たっぷりでも満足できるお弁当

2024/04/07
  • 証券会社、編プロ・出版社、惣菜店経営、料理教室講師を経て、ライター。食べたいものはなんでも手作りがモットー。Instagramでは基本調味料で野菜の美味しさを引き出すわっぱ弁当&おうちごはんを投稿。もっと見る>>

調理師・やさい料理研究家の越野美樹です。お弁当歴14年、高校生の娘と、自分用のお弁当を毎日作っています。

今回ご紹介するのは、朝1品作るだけ! 楽チンなお弁当。

朝は時間との戦いですよね。前日の残りの副菜を温め直し、朝一品作るだけが、我が家の定番です。

野菜たっぷりでも、子どもも満足できるボリュームおかずのレシピを2つご紹介します。

10分で作れるので、忙しい朝にも手軽に作れますよ。

コツを得ると楽に作れるお弁当用ボリュームおかず

私はフルタイム勤務なので、平日はおかずを作る余裕がありません。たいてい毎日、朝1品、夜1品のくりまわしスタイル。

高校生の娘が時間がある時には、夜に1品作ってくれることもあります。また、予定のない週末には2、3品作ることもあります。でも、週の後半には夜1品、朝1品のお弁当が定番です。

今回提案するのは、子どもが好きなトマトケチャップの上手な使い方。お肉の旨みが野菜にしみこみ、トマトケチャップを加えることで食べやすくなります。

野菜たっぷりでも大満足! トマトケチャップを使った、お弁当のメインおかずをご紹介します。

「豚肉と香味野菜のケチャップあんかけ」のレシピ

お肉の旨みが広がり、野菜が食べやすい1品です。
子どもに人気のケチャップを加えることで彩りも明るく、ご飯もすすみます!

材料(2人分)


豚薄切り肉 200g
玉ねぎ 1/2個
にんじん 1/2本
セロリ 1/2本
ニンニク 1片
ごま油 大さじ1
酒 大さじ1
本みりん 大さじ1
醤油 大さじ1/2
トマトケチャップ 大さじ2
片栗粉 大さじ1

作り方

1 玉ねぎはくし切りに、にんじんとセロリはななめ切りにする。ニンニクは粗みじん切りにする。
2 フライパンを弱めの中火に熱してごま油を入れ、1を加えて温まったら豚薄切り肉を加えて炒める。
3 全体が温まったら酒、本みりんを加えてフタをする。
4 3分ほどして豚肉の色が変わったら鍋肌から醤油とトマトケチャップを加える。
5 ボウルに片栗粉と水大さじ1(分量外)を入れてよく混ぜる。
6 鍋肌から5を加え、全体に行き渡るように混ぜる。

赤い色が加わるので、お弁当が華やかになります。
おうちご飯では、ご飯にのせてどんぶりにするのもオススメです。

「鶏胸肉となすの簡単ケチャップ炒め」のレシピ

さっぱりした鶏胸肉を、ボリュームおかずに変身させました。
鶏の旨みがなすにしみこみ、ジューシーです!

材料(2人分)


鶏胸肉 100g
なす 2本
ニンニク 1片
生姜 1片
薄力粉 大さじ1
ごま油 大さじ2
酒 大さじ1
本みりん 大さじ1
醤油 大さじ1/2
トマトケチャップ 大さじ2

作り方

1 鶏胸肉はそぐようにして一口大に切る。なすは乱切りにする。ニンニクと生姜はみじん切りにする。
2 食品用ポリ袋に鶏胸肉と薄力粉を入れてまぶす。
3 フライパンを弱めの中火に熱し、ごま油とニンニク、生姜を加える。2となすを加え、表面が焼けたら裏返す。
4 酒、本みりん、水大さじ1(分量外)を入れてフタをする。3分ほどして中まで火が通ったら、再度裏返して3分ほど火を入れる。
5 フタを開けて、鍋肌から醤油、トマトケチャップを加え、汁気がなくなるまで煮詰める。

薄力粉をまぶしてから焼くことで、胸肉のパサつきが気にならなくなります。
こちらもどんぶりにしても、ご飯がすすみます!

野菜たっぷりでも満足できるボリュームおかずは、トマトケチャップを上手に使うことがコツ!
朝1品作るだけで子どもも喜ぶお弁当を、楽して楽しく作ってみませんか?

記事を書いたのは…越野美樹。基本調味料でおいしさを引き出すやさい料理家、調理師。わっぱ弁当生活14年。ワンオペ・フルタイムでも作れる簡単・時短やさい料理が得意。講談社コクリコ、ケノコト、ポラン宅配、Nadiaなどでレシピ提供やコラム執筆をしています。

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