鬼リピ確定!大量消費!子どもも大人もハマるじゃがいも料理3選

2024/06/02
  • 証券会社、編プロ・出版社、惣菜店経営、料理教室講師を経て、ライター。食べたいものはなんでも手作りがモットー。Instagramでは基本調味料で野菜の美味しさを引き出すわっぱ弁当&おうちごはんを投稿。もっと見る>>

調理師・やさい料理研究家の越野美樹です。

じゃがいもがおいしい季節ですね! 
子どもも大人もみんながやみつきになるじゃがいも料理、3品をご紹介します。

その前に、じゃがいもの豆知識をご紹介します。

じゃがいもの選び方と保存方法

じゃがいもの芽や皮(特に青くなっているもの)、青い色の部分には、ソラニンやチャコニンという毒素が多く含まれます。

じゃがいもは芽が出ていないもの、青くなっていないもの、未熟でないもの、傷のないものを選びましょう。

それ以外のじゃがいもも、食べてみて、万が一えぐみを感じたらすぐに処分してくださいね。

また、冷蔵庫で保管したから揚げたり炒めたりすると、アクリルアミドという有害物質ができる可能性があります。
じゃがいもは常温で、光の当たらないところに保管し、早めに使いましょう。

安心なじゃがいもを使って、3つの料理をご紹介します。

「揚げないのり塩ポテト」

少量の油で揚げ焼きするフライドポテト。
千切りだと時短でカリカリに仕上がり、くし切りだとじっくり火を入れるのでほくほく感を楽しめます。

材料(2人分)

じゃがいも 2個
オリーブオイル 大さじ2
塩 ひとつまみ
青のり 小さじ1/2

作り方

1 じゃがいもは皮をむき、芽の部分を深くとりのぞく。千切りにする。
2 フライパンにオリーブオイルと1、塩を入れてフタをし、弱火にかける
3 時々返しながら、じゃがいもに串が通るくらい柔らかくなるまで火を入れる。
4 皿に盛り、青のりをふる。

モチモチ!カリカリ!「ハッシュドポテト」

外はカリカリ!中はモチモチ!ひと手間かけた、食感がたまらないハッシュドポテトです。
おやつに、お弁当に、おつまみに、どんなシーンにも合います。

材料(2人分)

じゃがいも 2個
塩 ひとつまみ
片栗粉 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1
こしょう 少々

作り方

1 じゃがいもは皮をむき、芽の部分を深くとりのぞく。千切りにする。
2 鍋に1と水200cc、塩を入れて中火にかけ、沸騰したら中弱火にしてフタをする。
3 5分ほどしたらフタを開け、中火にして水気を飛ばす
4 マッシャーで半分くらいつぶし、片栗粉とこしょうを加えてよく混ぜ、小判形に整形する。
5 フライパンを中火に熱してオリーブオイルを入れ、温まったら4を入れて両面がきつね色になるまで焼く。

「じゃがいもの炊き込みカレーピラフ」

材料を入れて、鍋で炊くだけ。ドライカレよりも簡単に作れます。
炊飯器でも同じように炊けますよ。

材料(4人分)

白米 2合
水 420ml
じゃがいも 1個
にんじん 1/2個
玉ねぎ 1/2個
グリーンピース 30g
豚切り落とし肉 100g
酒 小さじ1
醤油 小さじ2
カレー粉 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1

作り方

下準備:白米は研いでザルにあげ、材料の水に浸けて1時間以上置いておく。

1 じゃがいもは皮をむき、芽の部分を深くとりのぞく。1cm角に切ってさっと水にさらし、ザルにあげる。
2 にんじんと玉ねぎは1cm角に切る。
3 鍋に浸水した米と水、じゃがいも、にんじん、グリーンピース、玉ねぎ、豚切り落とし肉、酒、醤油、カレー粉、オリーブオイルを入れ、フタをして中火にかける。
4 沸騰したら弱火にし、12分炊く。5秒ほど強火にして、そのまま10分蒸らす。
5 切るようにして混ぜたら、器によそう。

じゃがいもの芽が出ないうちに、どんどん作って、たくさん食べてくださいね。
一度食べたら、ハマることうけあいです!

記事を書いたのは…越野美樹。野菜のおいしい食べ方を伝授する、調理師。ワンオペ・フルタイムでも作れる簡単・時短の野菜料理が得意。講談社コクリコ、ケノコト、ポラン宅配、Nadiaなどでレシピ提供やコラム執筆をしています。

※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。

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