【多肉植物】プチプラ&かわいい!フリマアプリで手に入る「多肉弁当」のススメ
こんにちは。多肉植物とともに暮らして10年、サンキュ!STYLEライターのhikari(ひかり)です。
多肉植物を手頃な価格で手に入れられるフリマアプリ。
気軽に使えるフリマアプリは、多肉初心者さんがはじめてのひと苗を選ぶのにも最適です。
一方で気になるのが、フリマアプリに並ぶお弁当箱に入った多肉たち。
「多肉が詰まっているのはかわいいけれど、お弁当箱に入れて枯れたりしないの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、お弁当箱入りの多肉植物が流通する理由と、買った後にすべきことをご紹介します。
読み終わる頃には、フリマアプリでチェックしたくなること間違いなしです!
多肉inフードパック!その名も「多肉弁当」
お惣菜を入れるのでおなじみのフードパックに入って売られている多肉植物、通称「多肉弁当」。
見たまんまの呼ばれ方ですが、実はこの方法は多肉植物の代表的な販売方法のひとつです。
一般的な植物は、カットしたらすぐに水に挿さないと枯れてしまうものが大半。
花束をもらったら、すぐ花瓶に入れないと!とちょっと焦ってしまいますよね。
一方で、多肉植物はカットしても元気なまま。
カットした多肉のことを「カット苗」といい、だいたい半月〜1ヶ月、長いときには半年放置しても平気なものもあるんですよ。
さすがに時間が経つとシワシワとしてきますが、その代わりに切り口付近から新しい根っこを出します。
輸送期間が数日かかっても枯れることが少ないため、カット苗はフードパックに入れた販売方法が適しているんですよ。
送料が抑えられるから、お手頃価格で手に入る
多肉弁当は「第四種郵便」を使って発送できます。
第四種郵便とは、文部科学省から認可された通信教育や点字、栽植を目的とする植物の発送に使えるサービスで、定型郵便より安く送れるのが特徴です。
私たちが普段使うことの多い定形郵便物は25g以内で84円、50g以内で94円なのに対し、第四種郵便は50g以内で73円と割安。(2024年4月現在)
送料が抑えられることもあり、フリマアプリの発送でもよく利用されている方法です。
匿名発送はできませんが、お手頃価格で多肉植物を取引できるので「ちょっとお試しで買ってみようかな…」という方には最適なのではないでしょうか。
よく出回るのは春と秋!
ほとんどの多肉植物は、春と秋が成長期にあたります。
成長期はお手入れのタイミング。増えすぎたものを整理したり、伸びた部分をカットしたりする中で余剰苗が出ます。
そのまま自宅で育てても良いのですが、増えていく一方で管理しきれなくなることも…。
そこで重宝するのがフリマアプリです。
大切に育てた多肉を捨てることなく欲しい方のところへ届けられるのは、育てる側としては本当にありがたいこと。
また、春と秋は輸送中の蒸れや凍結の心配もなく安心して発送できることもあり、この季節に多く出回るというわけです。
届いたらすぐにフタを開けて!
密閉状態が続くと、蒸れをはじめとするトラブルの元に。
多肉弁当が手元に届いたら、すぐに開封してあげましょう。
なるべく早く土に植えるのがおすすめですが、忙しい場合はフタを開けるだけでも大丈夫です。
その際は風通しの良いところで保管するようにしてください。
週のはじめに受け取ったけど、週末まで時間が取れない…という方でも安心なのが多肉の良いところです。
多肉弁当の中身を、土の上に適当に並べるだけでサマになります。
寄せ植えをしたことがない方でも、見栄えのあるひと鉢に仕上がりますよ。
初めてさんもベテランさんも、ワクワクが止まらない多肉弁当
たくさんの品種が入っているのも多肉弁当の魅力。
どんな子が入っているかな…と取り出すたびにワクワクできるのが良いところです。
多肉植物を始めたばかりの方はもちろん、多肉歴の長い方も楽しめます。
フリマアプリだけでなく、ホームセンターや園芸店などの店舗で売られている場合も。
見かけたらぜひチェックしてみてくださいね!
◎記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターhikari
多肉植物に魅せられて10年目、築古賃貸の狭いベランダで栽培を楽しむ「タニラー」。所有数は最大で300種類。転勤族のため引越しのたびに少しずつ減らし、現在はおよそ150種類の多肉植物と共に暮らしている。
メディア出演:「ヒルナンデス!」(日本テレビ)
書籍掲載:「ナチュラルガーデニング2019」(学研プラス)、「GreenSnap 多肉植物&グリーンのDIY」(主婦の友社)、「RoomClipのGREENインテリア」(学研プラス)他