#休校中おすすめの過ごし方①メンタル安定にはカラダを動かす!アイデア3選

2020/03/03
  • 2人の食べ盛り男子の母。子育て支援の現場で働きながら手抜き&時短のごはん作りを楽しんでいます。もっと見る>>

 こんにちは!最近運動不足のアラフィフ主婦、サンキュstyleライターのみい太です♪

 多くの学校が臨時休校に入りましたね…。我が家の地域でも休校となり、周りのママたちからたくさんの心配や不安の声が聞こえてきます…。
 その中にあったのが
「子どもが家の中にずっといたら、ストレスたまってイライラするんじゃないかな」
「絶対じっとしていられないよウチの子!家の中で暴れられたら、こっちがイライラしちゃうよ…」
と言った声です。

 実は我が家の息子たちも、小さい時は本当にジッとしていられない子たちで…(涙)雨が続いたり風邪を引いたりして家にこもることが続くと、だんだん目つきが危なくなってくるんです!発散できなくてイライラするし、そのぶん家の中で暴れたり、兄弟ケンカしたり…。
 なので、家の中での発散法をいろいろと試行錯誤してきました!今回は、そんな我が家の過ごし方「カラダを動かす」アイデアをご紹介します。

ジッとしていられないのは、親や子どものせいとは限らない!

ジャンプする子供たち。
tora-nosuke/gettyimages

 子どもって、絶えず動き回ってるイメージないですか?一人が走り出すと、なぜか他の子たちも走り出す、みたいな…(笑)
 そんな、じっとしていられない子どもたちを見ると、
「しつけが悪い!」
と思われるんじゃないか。私たち母親はそう感じてヒヤヒヤすることもあります…。
 もちろん、いろんなタイプの子どもがいますから、おとなしい子、あまり動き回らずのんびりとした子もいるでしょう。
 ですが、ジッとしてない子が、必ずしも「しつけが悪い」わけではなく、乱暴なわけでもありません。
 それは、子どもによく見られる「脳のしくみ」によるところが大きいのです。

 子どものときは、まだ脳のあちこちが成長中…つまり未発達です。なので、身体の感覚の交通整理がまだまだうまくいっていないこともたくさんあります。

 そのなかで、「固有覚」「前庭覚」という、身体を動かすために無意識に使っている感覚があるのですが…そこがまだまだ成長中だと、脳が身体の動きを感じるのがにぶくて
「カラダが動いてないよ!もっともっと動いて!刺激をちょうだい~」
と指令を出すのです。
 そのようなときは、子どもも感覚的に身体を動かしているので…
「じっとしていなさい!」
と叱ってもなかなかうまくいかず、ストレスをためたり、またはびんぼうゆすりなどちがった形で感覚刺激を得ようとします。

 もちろん、だんだん脳が成長していく中で、感覚の交通整理やコントロールがうまくできるようになっていきます。ですが、ある程度大きくなってからも、
「カラダをどこか動かしてたほうが、頭が働くんだよね」
という子どもや大人がいます。実際に、外国では、勉強中に身体を動かすことを自由に認められているところも多いのです。また日本でも、ある小学校の取り組みで、
「授業が始まる前に時間を決めてランニングをする」
ことを始めたところ、1時間目の子どもたちの集中度が増した!というニュースを見たことがあります。

 このように、適度に「カラダを動かす」ということは、子どもたちのメンタルを安定させるために、とても大切になってくるのです。

楽しく手軽に♪身体を動かす遊びアイデア

 そこで、我が家で試して「よかった!」と思えた遊びをご紹介します。
 大切なのは、親子共々、負担がかかりすぎないこと!お母さんがつきっきりで大変な思いをして遊ばせるのでは続かないし、子どもは楽しくないとやりませんからね(笑)

トランポリン、ブランコ

 トランポリンやブランコは、「カラダを動かしたい!」という子どもの脳の欲求を満足させる、と聞きました。
 そこで、さっそく調べて、一人用トランポリンを購入!
「ダイエット 一人用トランポリン」と検索すると、いろいろ出てきます。だいたい4000円前後からで、危なくないように手すり付きだと7000円前後からあります。

 問題は、場所をとる!ということだったのですが…6畳の部屋の半分を占めていたでしょうか…。
 ですが、これは効果テキメンでした!子どもがちょっとイライラしているときも、ひとしきりピョンピョン跳ぶとスッキリした顔になります。
 面白いのが、家に遊びに来る子どもたち、ほぼ全員が、まずトランポリンで遊びます。その時の顔がまたうれしそうなんですよね~♪
 次男は小さい頃幼稚園でジャイアンだったのですが(笑)トランポリンでピョンピョンしてから登園すると、朝のうちのトラブルは減った!という実績があるのです!

 ブランコにも同様の効果があるそうです。なので、ちょっと公園に散歩に行ってブランコをこぐだけでも、スッキリするかもしれませんね。

いもむしゴロゴロ

 私が一時期学んでいた発達支援の先生がおっしゃっていたのですが…
「私が必ず子どもに毎日やりなさいって言うのは、『いもむしゴロゴロ』なのよ!特に、今身体や気持ちが不調ですって言う子にはおススメしてる。何回かひたすらゴロゴロすると、落ち着いてくる子が多いのよ。」

 これもきっと、脳の感覚が関係しているのかもしれません。そこで、うちの息子たちとも、よく布団の上でゴロゴロ大会をしました!だれが一番先に向こうに行けるかな?とか、ひたすらまっすぐキレイなゴロゴロをめざそう!とか…。

 小さなお子さんには、大人が二人いるときに「シーツでブランコ」もオススメですよ♪子どもに寝っ転がってもらって、シーツの両端を大人が持って、歌いながらユーラユラします。喜ぶ子もいれば、ゆったりとしたいい顔になる子もいますよ。

散歩

 今は人が集まる場所には行きにくいですが…人通りの少ないのんびりした道をお散歩するのは大丈夫でしょう。

 ただ、子どもとお散歩って…私はけっこうストレスたまったんです(涙)とにかく思ったように歩いてくれない!突然ダーッ!と走り出したかと思えば、アリを見つけていつまでも動かなくなる…。少し大きくなって来たら、こんどは絶えず「お母さんあのね~」と話しかけられたり「ヒマだからなんかしてあそぼーよ!」と言われたり。散歩してるのにヒマって…(涙)相手をするのが、本当に苦痛だった時期があるんですね。

 そこで!散歩もゲーム風に目的を持って楽しめるようにしたのです。

 宝探し風に、「今日はポストを3つ見つけるぞ!」とミッションを出します。子どもはこういうのが大好きで、記憶を頼りに一生懸命探します。見つけたら大喜び!見つけたらシールを貼っていって、ミッションクリアしたらジュースを買って帰ろう、というように終わりも明確にしました。

 長男は草花や虫が大好きなので、ポケット図鑑を持って散歩したりもしました。よく見るけど名前を知らなかったお花とか、思わぬ発見があって、私も楽しめました♪

 今は難しいですが、ショッピングモールでもよくお散歩して遊びました。
「白い犬の看板どこだ?(ソフトバンク)」と謎かけにするとか、
「駐車券発券機はいくつあるか?」と探したりとか…。
ひまつぶしで行くとついつい買い物や買い食いをしたくなるショッピングモールですが、こんな楽しみ方もいいですよ♪

デイリーサンキュ「親も子どもも笑顔で過ごせる!夏休みのススメ♪」

 先が長いこの休校期間…。子どもたちも、親御さんたちも、どうやって過ごすか不安が尽きないことでしょう。
 親も子も、ムリせず、今の状況でできる範囲で!工夫して、毎日を笑顔で過ごせていけたらいいですね。
 お母さん一人で背負い込まないでくださいね。
 親も笑顔なら、子どもも笑顔になれる!

~読んでくださりありがとうございました~
**掲載の体験談は個人の感想です**

■書いたのは…サンキュ!styleライター  みい太
大食漢のダンナさんと中2&小5の食べ盛り男子を満足させるのに悪戦苦闘!教員と保育士の資格を活かして子育て支援の現場で働きながら、手抜き&時短をモットーに日々のごはん作りを楽しんでいます。
元サンキュ!トップブロガー  公式サンキュグラマー 
元小学校・特別支援学校教諭・保育士  
早期発達支援士

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