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〈食費節約〉大事なのは、減らすことではなく、◯◯を知ることと見つけたり!

2020/03/09
  • 2人の食べ盛り男子の母。子育て支援の現場で働きながら手抜き&時短のごはん作りを楽しんでいます。もっと見る>>

 こんにちは!日々食べ盛りのムスコたちにため息‥のアラフィフ主婦、サンキュstyleライターのみい太です(^^)

 先日、ネットニュースで『子育て家庭の食費平均額は?』というテーマの記事を見つけました。気になっちゃいますよね~こーゆーのって(笑)

 サンキュを読み始めて早10年以上、おかげさまで食費節約で賞をいただき「節約上手」で取り上げていただくようになった私ですが‥。その前は、予算考えず買いたいだけ買って、足りなくなったらATM に直行!という、典型的な「貯まらない主婦」でした(涙)いえ、今でも、他の節約上手な主婦の皆さんの記事を読むと「すごいな~!」と尊敬ばかりです(笑)

 でも、以前の私のように、他の方と自分を比べて「私はダメ主婦だな~‥」と落ち込むことはなくなりました。平均額も気にならなくなりました。なぜなら、食費節約で本当に大切なことに気がついたからです!今回はその話をさせてくださいませ。

 

食費を減らそうとしてイライラしていた日々‥

 妊娠出産を機会に専業主婦となり、その頃読み始めた主婦雑誌に影響を受けて「食費節約をがんばろう!」と決めた私。「節約上手=ステキな主婦」と思ってたんですね(笑)。
 その頃は、「親子三人で2万円!」などやりくり上手の方の記事を見て、「では我が家も目指せ2万円!」というように、雑誌を参考に目標額を決めていました。それを実現するために、ベビーカーを押して地元の直売所で安いお野菜を買ったり、業務スーパーで大容量のものを買ったり、と雑誌で見た技を一生懸命真似してました。

 ‥でも、うまくいきませんでした‥(涙)。
 張り切って野菜を買ってきても、下処理するひまがなく結局ダメにしてしまったり、お得だと思って業務サイズのものを買ったがために、結局大きな出費になったり(しかも食べきれないのもお約束)。しかもその頃は買い物が息抜きだったので、毎日散歩ついでにスーパーに行っては「あれ安い、これ安い」と言って特売品や見切り品を買い込んで‥そりゃあ予算オーバーもするってもんです(笑)
 でも、その頃の私は食費の予算にこだわっていて、それをオーバーしたら「予備費」と称して口座からおろし‥を繰り返していたのです。

 なかなか予算通りに行かず、口座の金額だけがどんどん減っていき‥。「安いもの買ったり、節約技を真似したりしてるのに、なんでうまくいかないの?」と、うまくいかないことにイライラを抱えていました。
 

きっかけは、1ヶ月のレシート整理でした。

 ですが、7年前に念願のサンキュブロガーになることができて。「今度こそ、食費節約にチャレンジしてみよう!」と一念発起したのです。

 以前の失敗を繰り返さないように、「まずは自分の出費を振り返ってみよう」と1ヶ月のレシート整理に取り組みました。
 以前は、ただレシートをノートに貼って合計金額を出すだけだったのですが‥1ヶ月の買い物内容をチェックしてみてショックだったのが、「無駄な買い物が多い!」ということでした。

 そこで気づいたのです。
「もしかして、1ヶ月に買うものを決めて無駄をなくせば、食費が減るんじゃないかな?」と。

 そこで、
「1ヶ月に必要な調味料、消耗品はどのくらいか」を確認し、それらを書き出して1ヶ月に必要な金額を出しました。
 次に、
「1週間にどんな食材をどのくらい買えば、無駄なく使いきるんだろう」ということも意識して考えるようにしました。

 ‥もちろん、試行錯誤で失敗も続きましたが、だんだん
「この食材があれば私はいろいろ使い回せる」
とか
「これは買っても結局家族が食べないな~‥」
とコツがつかめてきました。今では、1ヶ月に一度イオンのお客様感謝デーに調味料や保存のきく食材、日用品をまとめ買いし、週に一度イオンの火曜市で1週間分の食材を買う、というサイクルが定着しました。そして何より自分が変わったなと思うのが、
「食材を無駄にすることがなくなった」
ということです。つまり、我が家に必要なものを必要なだけ買えるようになった、ということなのだと思います(^^)

大事なのは、我が家の「適量」「必要」を知ること!

 あれから数年、ムスコたちはどんどん成長し、食べる量も右肩上がり!お弁当もダンナさんと長男の二人分を毎日作る生活。消費税増税もあり‥ここ三年ほど連続して、食費予算をアップしています。
 前の私だったら、予算アップすることが悔しくてイライラしてたかもしれません。でも、今は大丈夫。なぜなら
「今の我が家にはこれが、適量、必要だから」
と思えるからです。

 食費を考えるとき、ついつい周りと比べたくなりますが‥それぞれの家庭によって、適量や必要はちがいますよね。
 例えば、共稼ぎで料理に時間がかけられなければ、その分時短のための半調理品、レトルトやお惣菜を使うことは必要でしょう。まさに「時は金なり」です(^^)
 また、食物アレルギーのある家族がいれば、アレルギー除去のために食材を選ぶ必要があるでしょう。健康のために国産など安全性の高い食材を買うのも、その家族にとっての「必要」です。
 我が家のように食べ盛りの子どもたちがいれば、小さなお子さんの家庭とは「適量」がちがうのも当然ですよね。

 ただ「食費を減らしたい」と思って節約技を真似してもうまくいかないのは、家庭ごとに大切にしたいもの、適量がちがうから。
 食費を減らすことではなく、「適量」「必要」を知って「無駄を減らす」ことを目指せば、自然とその家庭の適正な食費に落ち着くのではないかと、私は思います。

~読んでくださりありがとうございました~
**掲載の体験談は個人の感想です**

■書いたのは…サンキュ!styleライター  みい太
大食漢のダンナさんと中2&小5の食べ盛り男子を満足させるのに悪戦苦闘!教員と保育士の資格を活かして子育て支援の現場で働きながら、手抜き&時短をモットーに日々のごはん作りを楽しんでいます。
元サンキュ!トップブロガー  公式サンキュグラマー 

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