やってみたら簡単だった!節約・時短にもなる発酵食品づくり

やってみたら簡単だった!節約・時短にもなる発酵食品づくり

2024/08/03
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
丁寧な暮らしにあこがれるけれど、「発酵食品などを手づくりするのはお金や時間がかかり大変そう」と思っている人は多いはず。
私自身もそう思っていましたが、いざ試してみるとむしろ節約になり時短にもつながることがわかりました。
おすすめ3つを紹介します。

つくってよかった発酵食品1:みそ

みそ

みそをつくるなんてハードルが高すぎると思っていたかつての私。
最初のきっかけは、息子の幼稚園で開かれたみそづくり講座でした。
ママ友のおすすめもありなんとなく参加してみたところ、ゆでた大豆をつぶし、塩とこうじを混ぜて半年くらいねかせるだけだと判明。
大豆をゆでるところから始めるとやや大変でしょうが、最初からゆでてある大豆を購入すれば簡単なのです。

みそを混ぜる様子

さらには、あらかじめつぶした大豆とほかの材料がセットで送られてくる商品もネットにあり、混ぜるだけでほぼ完成ということも。
子どもに手伝わせるのもありです。遊び半分で楽しんでやってくれます。
数キロぶん一気につくれるので、数百グラムのみそをストックがなくなるたびにわざわざ買いに行く手間がなくなります。
手づくりのみそは水なじみがよくすぐ溶けるので、料理の時間も短縮されますよ。

つくってよかった発酵食品2:塩こうじ

塩こうじ

10年以上前にブームとなり、今も根強い人気がある塩こうじ。
スーパーなどで買うと200グラム前後がパックになったものしか見つからず、こまめに買い足すはめに。
値段は1パック300円台を超え、けっして安い調味料とはいえません。

みやここうじ

ところが、こうじだけなら500グラムが600円台くらいで買えるのです。
塩こうじをつくるときは、こうじ200グラム、水300グラム、塩60グラムを合わせますから、560グラムの塩こうじが300円くらいでつくれてしまう計算となります。
市販品を買うのに比べ、圧倒的にお得だとわかりますよね。

しかも、こうじと温めた水と塩を混ぜるだけなのですから難しいことはありません。
塩こうじを入れる瓶は一応煮沸消毒しますが、特別なものではなく普通の空き瓶でも大丈夫です。
からあげの下味づけ、焼き魚にかけるなど、いろいろな使いかたができるので重宝しますよ。

つくってよかった発酵食品3:ぬか漬け

ぬけ漬け

ぬか漬けって、買おうとしてもなかなか見つからず、見つけたとしてもけっこう高くて手が出せないことが多いのですよね。
自分で漬けるとなると、ぬかどこづくりから頑張らなくてはならず丁寧な仕事が必要なイメージがあります。
ところが最近は、簡単にぬか漬けをつくれる商品が増えてきました。

発酵ぬかどこ 補充用

私は無印良品の「発酵ぬかどこ」(税込890円)を使っています。
あらかじめ発酵させた1キロのぬかがチャックつきの袋に入っているので、容器も必要なく買ったその日からぬか漬けをつくれます。
きゅうり3本くらいまで1度に漬けられますよ。
半分だけ使ったニンジンやナス、残り少なくなって切りづらくなったキャベツなどの半端野菜も、使うあてがないなら漬けておけば大丈夫。
生のまま野菜をとっておくより長もちするので、食品ロス削減にも役立っています。
ぬかが減ってきたら、「発酵ぬかどこ 補充用」(税込290円)を買って足せば大丈夫なので長く続けられます。

つくってみるまでは、発酵食品はこまめに手をかけて育てなければいけないとばかり思っていました。
実際にやってみると案外ほったらかしでも問題なく、ズボラな私でも続いています。
私はズボラだからできない、としり込みせず1回でも試してみるといいと思いますよ。

◆記事を書いたのは・・・danngo
料亭女将のDNAを受け継ぐアラフォー。料理上手ではなく、おいしいものを嗅ぎ分ける能力のみに特化。魚介類と甘いものに目がありません。お酒に弱いけれど日本酒が好き。食生活アドバイザー(R)の資格を取得。

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