ワンパターンとさようなら!1本まるごと大根使い倒しアイデア!

2021/02/24
  • 家庭料理と手書きレシピが好きなapricot projectです。小学生と幼稚園生の母です。もっと見る>>

こんにちは。家庭料理をこよなく愛するapricot projectです。

1年通して手に入る大根。冬大根は甘く、夏大根は辛みが強い…と味わいは異なりますが、いつでも比較的安価に手に入れることができる身近な野菜のひとつですよね。

今日は毎日何かしら大根の料理を食べる我が家の「大根使い倒しアイデア」をご紹介します!

大根は部分別に楽しみいろいろ!

大根と一言で言っても、葉の部分と根の部分では味わいも栄養価も大きく異なります。また同じ白い根の部分でも、頭、真中、根先では違う野菜かのように甘味やみずみずしさが変わります。

陽の光を浴びて育った緑黄色野菜。根の部分よりも栄養豊富。売られている状態でも根から水分を吸い上げ続けるので、購入したらすぐに切り落として保管しましょう。

みずみずしく甘い部分。サラダや大根おろしなど生食に向いています。

真ん中

辛みはさほどなく、柔らかくて太さが均一なので煮物にむいています。

辛みが強く水分が少ない部分。味噌汁やきんぴら、漬物などに向いています。

葉は汁物に刻みいれるのが楽!

ちりめんじゃこなどと一緒に炒め、ふりかけにして保存するイメージのある大根葉ですが、我が家では味噌汁や中華スープなどに刻んで入れることが多いです。

ふりかけのように保存に手間がかかることなく、汁物に彩りと栄養を加えることもできるので一石二鳥。
細かく刻んで汁物が仕上がり火を止めた後に加え、余熱で温めるくらいにすると色も鮮やかで葉触りも良く、重宝しています。

定番千切りサラダも、切り方ひとつで飽きがこない!

辛みの少ない頭の部分を千切りにし、サラダにして食べる方も多いのでは。
ポン酢やドレッシングをかけるだけでおいしく食べられる手軽なサラダですが、味に特徴がないので飽きやすいのが玉に瑕。

そんな時は、千切りの仕方を少し変えるとがらりとイメージが変わります!

シャキシャキ食感!繊維に沿って千切り→氷水でパリパリサラダ

大根を5~6㎝の長さに切り、切り口を下にして繊維に沿って薄切りにします。繊維に沿って端から千切りすると、シャキシャキぱりぱりとした歯ごたえの楽しい千切りになります。氷水にしばらく放してから水けを切ると、さらにパリパリ感アップ!

ツナ缶やホタテの貝柱缶などと合わせたり、ちりめんじゃこをかけて食べています。

ふんわりやわらか!繊維を断ち切る千切りの方法

大根を薄い輪切りにしてから千切りにすると、ふんわり柔らかい食感の千切りに仕上がります。パリパリとしたサラダとはまた違うおいしさで、我が家では梅干をつぶしたもの、鰹節と一緒に和え、食べる直前に刻み海苔をかけて食べたりします。

大根は炒めてもおいしい!!

次にご紹介するのは大根の炒め物。
繊維に沿って太めの棒状に切った大根を塩もみして水けを絞り、胡麻油で炒めます。桜海老やちりめんじゃこなどうまみのあるものと一緒に炒めるとおいしく、手軽でヘルシー、家族に大根だと気づかれないこともしばしば。

こっくり煮物には皮つきで!

鰤大根や、鶏手羽と煮付けるときなど濃い味付けで煮るときは、大根を皮ごと大きめの乱切りにして使います。荷崩れにくく、生ごみもでず、皮の栄養や味わいを感じることもできて良いことだらけ。

おでんなど出汁の味をたのしむような煮物の時は、皮を厚めに切り下茹でしてから使います。切った皮はきんぴらにして炒めたり、ピクルスにして楽しむのがおすすめです。

イガイガや、軽いのどの痛みに!大根はちみつ

最後に、困ったときの救世主「大根はちみつ」をご紹介します。

なんとなく喉がイガイガするときや、軽く痛むときに重宝しているのが大根はちみつ。
大根(10㎝程度)を薄いいちょう切りにして保存容器に入れ、かぶるくらいのはちみつをかけます。

2時間~1晩ほど経つと水分が出てくるので、それをそのまま飲んだり、お湯でわって飲むのですが、さほど大根臭さは気にならず甘みがあっておいしいうえに喉が潤い消炎作用が期待できるのです。

葉から根の先まで捨てるところのない大根。ぜひ日々の食卓に活用してみてください!

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